誰かの為に自分を犠牲にしたのは
本当は私自身が誰より愛されたかったからで
だけど
愛されることを願って
勝手に自分を犠牲にして
誰かから見返りを求めていたのは
紛れもなく私自身で
自分勝手にそんなことをしても
それが他人の目に留まるよりも前に
自分が苦しくなるばかりだった
そんなことをしたところで
得られるものなんて何ひとつ無かったんだ
自分の行動が誰かの為になっていると
思い込む自分もあまりに傲慢だし
結局見返りを求めて自分を差し出すのだから
それもまたあまりに傲慢な態度で
そんな自分勝手な態度で
何かが得られるはずがなかった
自分の足で立つことすら出来ないくせに
誰かの為だなんてなれるはずがなかった
もうやめよう
私がしたいことを私の為にする人生でなきゃ
一度きりの自分の人生を
手にした甲斐がないじゃない
大丈夫、私は私を信じてる