私は自他ともに認める負けず嫌いで
自分の境遇を
不幸に思うだけの自分でいるのは
本当に嫌なんです
そう思えるようになったのは
それまでに自分の不幸を
散々嘆いてきたからなのですが…
嘆いて、嘆いて、
何なら『なんで私ばっかり…』と
自分の事を悲劇のヒロインか何かと
勘違いしていた時期もありました
今となってはお恥ずかしい話です

自分が不幸な境遇だとは思いませんが
今でも自分が幸福な境遇だとは
思っていません
私は私なりに大変な思いもしたし
今でもいわゆる“普通の人”に比べたら
それなりの困難さはあります
でも、
誰かと自分を比べて
幸福だ不幸だと推し量るのは
私はあまり好きではないです
皆大なり小なり
色々なものを抱えながら生きていますし
誰かより幸か不幸か、じゃなくて
自分にとって幸か不幸かの基準で
感じて生きていたいなぁと思います
私にとって統合失調症になったことは
確かに不幸でしたが
今こうして自分自身で
統合失調症であることを
後ろめたく思わず堂々と言えることは
自分でもちょっぴり誇らしく思えます
統合失調症にならなかったら
きっと違う人生が待っていたのだろうけれど
統合失調症になったから
今の人生に幸せを感じているのも
また事実なんです
だから私は今とても幸せです