ベテラン社員の「当たり前」は、会社の大切な資産
ベテラン社員が現場で何気なくやっていること。
「今日はこの作業を先にやろう」
「ここはちょっと危ないな」
「このままだと後で詰まりそうやな」
本人にとっては当たり前の判断かもしれません。
でも、その一瞬の判断の裏には、何十年もの経験があります。
建設業の技術承継で本当に残したいのは、作業手順だけではありません。
「なぜ、そう判断したのか」
そこまで若手社員へ伝えることが大切だと思っています。
過去にどんな失敗をしたのか。
何を見て危険だと感じたのか。
なぜその順番で仕事を進めるのか。
こうしたベテラン社員の頭の中にある「暗黙知」は、マニュアルだけではなかなか残せません。
だから今いるうちに聞く。
写真や動画で残す。
失敗談も記録する。
そしてこれからは、AIを使ってインタビューや施工記録を整理し、必要な時に探せる「会社の知識」にすることもできると思っています。
ただし、AIが30年分の経験を勝手に知っているわけではありません。
まず人が話す。
記録する。
残す。
そのあとAIで整理する。
この順番が大切です。
そして技術と一緒に残したいのが、
安全を最優先にする。
見えなくなる部分ほど丁寧に仕事をする。
地域の人を大切にする。
そんな仕事への姿勢です。
ベテランの経験+若手の新しい感覚+AIやICT。
受け継ぐものは受け継ぎ、新しいものは取り入れ、さらに良くして次の世代へ渡していく。
建設業の技術承継についてnoteに書きました。
