雪が降った朝。

 

まだ夜が明けきらない時間。 静まりかえった街に、低いエンジン音が響きます。

ホイールローダーが、 グワーッと雪を押しのけながら進む。

 

ライトに照らされた白い世界の中で、 少しずつ、黒いアスファルトが姿をあらわす。

でもね。 多くの人は、この景色を見ない。

 

だって、目が覚めたときには、 道はもう“普通に”通れるから。

これが土木の仕事です。

 

目立たない。 でも、なくなったら一番困る。