ある日、現場に顔を出すと、ベテランの協力業者さんが若手社員に丁寧に仕事を教えてくれている場面に出会いました。

 

重機の音が響く中、二人の間には静かで温かい空気が流れていました。

 

若手社員は真剣な眼差しでメモを取り、何度も頷きながら学ぼうとしている。

 

ベテランさんも、まるで自分の息子のように目を細めながら、一つひとつ丁寧に教えてくれていました。

 

その様子を見ていると、心の奥からじんわりと嬉しさが込み上げてきました。

 

そしてベテランさんが、こちらに気がつきこう言ってくれました。

 

「江口組の若い子は素直でいいね。」

 

その一言は、現場の重機の音よりも力強く、心に響きました。