工事が終わったある日のこと。

現場の近くに住むおばあちゃんが、現場の担当者に声をかけてくれました。

「工事の人ら、みんなええ顔しとったねぇ。」

 

その言葉を聞いた瞬間、心が温かくなりました。

長い工事期間を経て、ようやく終わった安堵と同時に、

この一言が、私たちがやってきたことのすべてを肯定してくれたように感じたのです。

 

土木の仕事は、形に残る仕事です。
道路、橋、護岸、河川…。

目に見える成果は確かに残ります。

 

でも、それ以上に大切なのは、“人の心にどう残るか”だと、私たちは考えています。