今年の江口組の社員旅行は東京へ。
私が「どうしても行きたかった場所」がありました。それが靖国神社です。
戦後80年という節目の年に、社員たちとともに靖国神社を参拝できたことには、言葉にしがたい深い想いがあります。
けれど同時に、若い社員たちの中には「ここがどういう場所かよく知らない」という人もいたかもしれません。
でも、何も知らなくてもいいんじゃないかなとも思います。
まずは、静かな空気の中で手を合わせる。その体験が、いつか何かのきっかけで心の中に残ってくれれば、それで十分だと私は思います。
私が、靖国神社を訪れるようになったのは、祖母からある話を聞いたことがきっかけでした。
祖母の兄、つまり、私の大おじが、戦争に出征し、戦地で命を落としたというのです。
その話を聞いたときから、東京出張のたび、時間があれば靖国神社に足を運ぶようになりました。
今回の社員旅行では久しぶりの参拝となりましたが、やはりこの場所に立つと、心がスッと整う感覚になります。