江口組は、大正10年に創業し、今年で104年目を迎えました。

104年。文字にするとあっという間のようだけど、実際はとても長い時間です。

僕は創業当時のことを直接知っているわけじゃありません。

でも、当時の小松のまちは今のように整った状態ではなかったと思います。

舗装されていない道路、十分な排水もない環境。雨が降ればぬかるみ、移動もままならない。

そんな時代だったはずです。

そうした中で、創業者や当時の社員たちは「このまちを良くしたい」という強い想いを持って、土木の仕事に取り組んでいたのだと思います。

道路をつくる。橋を架ける。インフラを整える。

それは単なる工事ではなく、人々の暮らしを少しでも豊かにし、まちの発展に貢献するための大切な仕事でした。

江口組の原点は、まさにその“地域のために尽力する”という想いにあります。