おはカレー様です。
今年50冊の本を読もうと目標を立てたカレー王子こと江口組4代目の江口充です。
スタートダッシュは上手くいきませんでしたが、ここにきてペースが上がってきました!
今年5冊目読み終わりました。
5冊目は「ルーズヴェルト・ゲーム」池井戸潤の小説です。
池井戸潤が面白いんです。ノーサイドゲーム、陸王、下町ロケット・・・
どれも面白い。
どの本も企業がもうダメだっていうとこまで追い込まれてそこからの奮闘ぶりにめっちゃ刺激受けます。
そしてどれも大事にしているのが自分の私利私欲じゃなく、みんなのためということ。
お客様や社会、そして社員。
そのみんなの幸せのことを考え続けることが大事だなって、それが真理だなってことを実感できる本です。
さて、ルーズヴェルト・ゲームは去年ドラマとなったノーサイドゲームの野球版のお話です。
フランクリンルーズヴェルト大統領が野球で一番面白い試合が8−7の試合だと言ったことから、点の取り合い白熱した試合をルーズヴェルトゲームというようになったそうです。
話の舞台になる青島製作所、そしてその会社の野球部とも経営も野球もまさしくルーズヴェルトゲームという白熱した展開です。
ライバル企業との争いや不景気の波による業績不振。そんな会社における野球部の存在価値。
いろんな問題が起こり、もう会社が潰れる、経営統合される、そして野球部は解散。
ほんともうダメだっていうところで諦めずに頑張る姿に感動してしまいます。
会社がもうダメだって時に青島製作所の細川社長が野球部の試合に感化されます。
「ただ野球の観戦にきただけだというのに、教えられることばかりだ。青島製作所の経営が七対ゼロの劣勢なら、八点取ればいいじゃないか。自分を信じて。社員を信じて。その先にある勝利の歓喜を信じて」
この細川社長の言葉がいいな〜最後まで諦めない気持ち。そして自分をはじめみんなを信じるという気持ち。
結局最後はみんなを信じ切れるかどうか。大事だなって思いました。
面白いです!
経営者にとってはめちゃくちゃ刺激をもらえる小説だと思います。
さてAmazonプライムでドラマを見れるからドラマも観てみようと思います。
そして次の本は、シノハラがオススメしてくれた池井戸潤の「鉄の骨」読みます。