おつカレー様です。

今日は娘のボート部の応援に行ってきました。

 

 

本当のボートではなく、ローイングエルゴメーターというボートのトレーニングマシン。

このマシンの大会がありました! いつもの大会とは違って近くで応援できるし、漕いでる息遣いや表情が近くで感じられていいです! 漕いでるみんなは、しんどくて大変だろうけど一生懸命漕いでる姿や、チームのみんなを応援してる姿はいいっすね!

 

 

さて今月号の日経コンストラクション。

「土木躍進キーワード50」という特集がありました。新技術や法制度など、今年の土木の流れを解説してあります。

 

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これまでのICTを使った工事現場の運営がさらに便利に深くなったなと印象を受け、工事現場の管理の方法もだいぶ変わりそうです。

そして、大きく変わっていかなくちゃいけないのかなって感じたのは、働き方改革と改正労働基準法の2つのこと。

 

 

働き方改革はここ最近ずっと言われているキーワード。

工事現場でも週休2日制を導入しようとする動きや、そのために生産性をアップさせる取り組みが使われるようになりました。ICT施工なんかはその1つの例ですね。

 

 

この週休2日制の導入は江口組はまだ浸透はしていません。大きな課題だし、現場のみんなと早急に話し合って進めていかなくてはいけないなと思いました。

はい、早急にです!!

 

 

それも、今年の4月から改正労働基準法が改正されるから。

これは我々建設業だけじゃなく、これまでの日本の働き方が大きく変わる改正だと思うし、日本は働くことを美学としている文化というかそういう風潮があったと思うし、事実として戦後の日本をここまでの復興させたのは、そういうがむしゃらに働くパワーがあったからこそだと思います。

 

 

大きく変わる日本。そうなると思います。

どんな風に変わるか・・・

 

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1.      労働時間は1日8時間、1週間40時間まで

2.      36協定を結んだ場合、協定で定めた時間まで時間外労働が可能

 (ア) 原則、月45時間かつ360時間まで

 (イ) 臨時の特別な事情がある場合、延長可能

  ① 年720時間

  ② 2〜6ヶ月平均でいずれも80時間以内

  ③ 単月で100時間未満

  ④ 月45時間を上回る月は年6回まで

3.      災害復旧など避けられない事情があれば、労働時間の延長が可能

 

という風になります。建設業においては、2の事項は2024年4月から適用されるということです。

 

 

現場が忙しい時期や、工期が厳しい現場、冬の天気が悪い時などは、土曜出勤そして日曜出勤もあるし残業もあります。

建設業は、外で働く仕事なので天気に左右されやすいし、工事が一つ発注されて一つのモノを造っていくという仕事なので、工場などの大量生産をする仕事とは違います。

 

 

こんな点で決められた時間があると仕事がしづらいという印象がこれまでの建設業の中にはあると思うし、職人さんは日給という人がまだ多いので休むより働きたいという気持ちがある人が多いです。

 

 

そして、何より3にもあるけど災害のこと。

この法律での災害はどこまで考えてるのかな〜??もちろん昨年の大きな地震などはそうだと思います。

大雪なんかもそうなのかな?そして、その災害時だけじゃなく災害によってしわ寄せがきた、工事現場なんかの仕事についてはどうなんだろう?

 

 

事実、昨年の2月の大雪では江口組だけじゃなく建設業界のみんなは不眠不休で除雪作業を行ったし、その後も自分の現場の除雪、そして大雪のために後戻りしなくてはいけない作業があったり、工事を進めることができなくて残業、土日出勤ってことがありました。

 

 

そう考えると、今の現状を見ると本当に難しいなと思う。

でも時代の流れがこうなってきたから、環境に順応してくことをしていかなくちゃいけないっすね。

こないだのエクスマセミナーでも藤村先生も言ってました「大きく変わる時代だから、その波に逆らわず乗ってくこと!」って。

 

 

さあ、どうやってやってこうか??

正直わかりません(笑)藤村先生は「順応するためには学ぶこと!学び続けること!」とも言ってます。

だから、学びながら、そしてみんなと話し合いながら進めていこうと思います。

 

 

働き方改革、難しいとは思うけど、こういう流れになってくるんだからうまくこの波に乗れるようにと思います。