おつカレー様です。
今日は朝から冷えましたね。朝会社に来るときは凍ってるとこ沢山ありました。
新年のあいさつ回りはひと段落ついたので、午後から梯川で工事をしている現場を下流から上流にかけて現場を見て回ってきました。
安宅の住吉橋の補強工事、能美大橋の橋脚工事、コノ下樋管撤去工事と江口組では梯川での工事を3カ所に渡ってさせていただいてもらっています。
住吉橋の補強工事は今日から本格的に始まったけど、後の2つは3月に完成予定の現場です。
住吉橋補強工事。今日は潜水士の人がこの寒い中、川に潜ってくれてました。お疲れ様です。
これから本格的に始まってきます。
能美大橋の現場では、去年の暮れに橋脚の最終コンクリート打設を終え、養生期間が終わって型枠をバラす作業中。
綺麗なコンクリートが見えてきました!ツルツルピッカピカの表面は鏡のように反射して写ります。
そして、コノ下樋管撤去工事は、古い樋管の撤去を終え、堤防をきちんと整備して最後の仕上げに向かって、土砂出し頑張ってました。
さて、この3つの工事。
補強工事、橋脚の新設工事、撤去工事と工種はバラバラですが、大事なとこというか、本質は一緒だなって思います。
それは、古いものをよりよくする工事っていうことです。
小松市だけじゃなく日本全国では、構造物の老朽化が進んでいます。
多くの道路や橋、そしてビルなどの構造物は戦後、高度経済成長期の時期に造られたものが多くあります。もちろんもっと前からのものもあります。
それが50年、60年と時間が経ち劣化してきました。
そしてただ古くなって劣化したというだけじゃなく、昔の基準と今の基準を照らし合わせると、安全性に問題があったり、環境が変わり今の時代に合わなくなったものもあります。
そういったものを、造り直したり、補強し強度を高めて安全性を確保し、これからも使っていこうということになっています。
新しいものを造るという工事じゃなく、このような種類の工事が今は増えてきています。
新しいものを造る工事で今やっているので代表的なのは北陸新幹線の工事だと思います。
もちろん、そのような新設の工事は経済の発展や人との交流なども目的にして新しい道路を造り、地図に残る仕事って言われる工事もありますが、昔に比べると少なくなってきました。
実際に古くなって問題を起こしていることもあります。
例えば先週の土曜日のことです。先輩の木下郁雄さんがテレビのNHKのニュースに出てたのはビックリしたんですが、なぜニュースに出ていたかというと、住吉橋にかかる水道管が破裂し水が吹き出していました。
その第一発見者が郁雄先輩で、動画を撮り自分のSNSで投稿したやつをNHKの人が見て取材に来られたそうです。
すごいことになってましたね!
そして郁雄さんもロッキー帽でカッコよかったっす(笑)
こんなことになってしまったのも水道管の老朽が原因なんじゃないかと推測されます。
この水道管の老朽化は全国的に問題になっています。
このように、老朽化の問題は水道だけじゃなく日本全国のインフラが抱えている問題です。
もし、今回の住吉橋の水道管のようなことが起きると、我々の生活に支障をきたしてしまいます。
(ちなみに住吉橋の水道管破裂と江口組がする橋の補強工事は全く関係ありません)
安心して暮らすことができませんし、日常生活に大きな問題を抱え不安でしょうがありません。
橋なんか、もし崩れたりすると人の命に関わる大問題です。
そうならないために、古いもの新しくしたり、補強したりの工事をしています。
古いものを壊し新しくする工事では、老朽化の改善ということだけじゃなくて、さらに使いやすく便利にと機能的にも向上させていることが多いです。
古いものを補強したり、補修したり使い続けることも大切なことです。
この住吉橋の補強工事ですが、川の上から橋を下から、近くで見ると痛みがかなり酷いそうです。穴が空いていたり、欠けていたりとだいぶ酷い状況になっているようです。
この工事で、しっかりと橋を補修させていただきこの橋を蘇らせたいと思います。
この橋は通勤通学で多くの人が使う道路ですし、安宅住吉神社や安宅の海に行く人が多く通る道路です。
みんなが使う大切な道路、これからも使う人が安全に通ることができて、生活に支障をきたすことがない安心な暮らしができるように工事をしっかりと行いたいなと思います。
あっ、郁雄さんが八重ちゃん行くとに使う大事な橋でもありますしね〜(笑)