おつカレーさまです。
日本時間では今日の早朝。日本代表のロシアワールドカップが終わりました。悔しい、よくやった、いろんな想いがあってまだ何とも言えませんが、西野監督はじめ日本代表の選手のみんなにありがとうっていう気持ちでいっぱいです。
4年後期待しています。
32%
平成24年度小松工業高校の建設科の生徒が建設業関係の会社に就職した率を表す数字です。
そうたった3分の1の生徒しか建設業の道へ進まない状況でした。
工業高校の建設科といえば、土木建築を学ぶことができる学校です。
その勉強をしているにも関わらず建設業に進まないって寂しいなって思いました。
工業の先生の話を聞くと建設業よりも製造業で働きたい生徒が多かったそうです。
でもこれは高校生や学校がどうのこうのって言うだけじゃなく、建設会社側もこの当時は求人をあまり出していない時期だったのではないかと思います。
江口組もこの当時は求人出していませんでした。
この翌年くらいから採用活動を始めたと思います。だから業界全体で若い力を欲するという時期ではなかったのかなと思います。
これはやばいと一丸となって行動始めました
建設業への就職率が、平成24年度が32%。そして平成25年度が57%と半分を超えたけど、平成26年度には41%とまた半分を切ってしまいました。
この3年間の平均は44%と半数を切っています。
25年、26年頃から建設業の求人も徐々に増えだしましたが、この頃の生徒の様子を先生から聞くとまだまだ建設会社、工事現場で働こうっていう気持ちの生徒は少なかったと言います。
建設業で働くってどんなことかイメージ湧かない生徒が多かったそうなんです。
自分がよく分からない所で働くっていう不安があったのだと思います。
これは業界全体の問題として、小松能美建設業協会の青年部が中心となって高校の先生の意見を聞きながら、高校生が工事現場で働くことをイメージしてもらえるような企画をすることにしました!
毎年1回工業高校建設科の2年生を対象に意見交換会(説明会)を実施し、建設業で働くことの説明と実際に現場で働いている若い現場監督との意見交換会を実施することにしました。
この意見交換会の他にも各社でインターンシップの受入れを行い職場体験を実施しています。
コツコツの成果がでました!!
このみんなで取り組んだ成果が徐々に出てきました!
平成24年度~26年度半数以下だった建設業への就職率が平成27年度には68%に!
そして平成28年度には80%、平成29年度には88%に急上昇しました~!!
高校の先生はこの数字の上昇は、建設業協会の皆さんが意見交換会などをしてくれたおかげですと言ってくれました。
やはり、工事現場で働く楽しさが高校生に伝わったそうなんです。やりがいがある仕事だって、自分もやりたいって!!
ほんと嬉しい上昇率です。
今年ももちろん続けます。今年で4回目となる意見交換会、そしてインターンシップ。
高校生たちに工事現場のことを知ってもらう機会を提供し、工事現場で働く魅力を伝えていきたいなって思います。やっぱり情報発信って大切です。
どんないいコトやってても知らなければ、存在しないのと一緒。
まさしくその通りだと思います。