おつカレーさまです。
ゴールデンウィーク最終日。あっという間にゴールデンウィークが過ぎ去った感じのカレー王子こと江口組4代目の江口充です。
ゴールデンウィーク最終日の今日はうちの社員の数名と地元材木町の曳山の組立に行ってきました!
お旅祭り~子ども歌舞伎~
ゴールデンウィークが終わると小松市は「お旅祭り」というお祭りがあります。
僕が子どもの頃から大好きなお祭りで、大人になってもそのワクワク感は変わりませんね~
そのお旅祭りでのメインイベントの一つが子ども歌舞伎です。
曳山の上で子どもたちが歌舞伎を上演します。
この曳山は小松市内の8つの町内がそれぞれ保有し、毎年2町が子ども歌舞伎の当番町として歌舞伎を上演します。
そしてお旅祭りのメインイベントが曳山八基曳揃えです!
八町内の曳山が全て出揃い、ずらっと並ぶ光景は圧巻!そしてそこで当番町である2町が歌舞伎を上演します。
ここにも若手不足の現状
子ども歌舞伎を上演する曳山ですが、曳山をそのままの状態で保管できる倉庫がある町内は別ですが、この曳山は祭りが終わると解体され、蔵などに保管され祭りがくると組み立てられ曳山ができあがります。
お旅祭り前になると、町内総出で曳山を組み立てるのが町の一大行事となっています。
しかし、若者が少なくなって高齢化が進みだした町では曳山の組立、そして解体をする人手が足りなくなってきたという問題を抱えています。
材木町もその問題を抱えた町の一つでした。
また若者が少ないということで、子どもたちも少なくなり子ども歌舞伎の上演自体ができなくなるという町内もあります。
さて、その材木町さんから、江口組に曳山の組立をお手伝いしてもらえんかというお願いが年明けにありました。
材木町は会社の隣の町内、そして10年前には材木町の道路工事をさせてもらったご縁があり、社長の僕もお旅大好きということもあり、快く引き受けさせて頂きました。
そして今日この材木町の曳山組立に江口グループ社員が参加させて頂きました!
いい風景やなって思いました
当日は朝8時から沢山の町内の方が参加し曳山の組立が始まりました。
男性だけじゃなく、女性の方々も参加し町内総出で組立作業を行います。
たくさんの人で何でもやるのが好きな僕は楽しくなってきたし、いい風景やな~って思いました。
こんなのってすっごく大事なことです。文化伝統を継承していくことやと思います。
曳山の組立は図面は一応あるけど、それじゃあわからないことを上の人から下の人へ受け継ぐ。またこういう場があることで、町内のコミュニティが活性化される。
ほんとにこういう環境があるのっていいなって思いました。
人が足りなくなってきたからって、無くしたらアカンことやと思います。
どうにかしてこの受け継いできてることを続けていって欲しいなって思いました。
さて、作業のほうは毎年のことなので、テキパキと準備をする反面、これどうやったかな~って1年前の記憶を思い出しながら、そんな風にみんなで力を合わせて進めていきます。
うちの社員たちは初めてのことで最初は戸惑いながらも、段々と慣れてきたみたいで曳山の上にあがり作業がんばっていました!
昼頃には大体の形が見えてきて、2時過ぎには完成しました!!
これまで完成形しか見てなかった曳山を0からの組立を見ることができ本当にいい経験をさせてもらいました。
今週末のお旅祭りがさらに楽しみになってきました(^^)/
お旅祭りは11日から13日の3日間。八基曳揃えは12日土曜日です。
ゴールデンウィークが終わってもまだまだ賑わいが続きそうな小松市です。
ぜひ小松にお越しください!!