当たり前のレベルが飛び抜けている！そんな本に出会いました。

今日は雨


現場のみんなには申し訳ないけど、花粉症にとっては恵みの雨です。



いい本にまた出会いました



「一流を育てる　秋山木工の『職人心得』」



家具を造る職人さんが沢山いる秋山木工さんのお話です。






「職人を育てる」



職人を育てるというよりかは、人を育てるという感じです。



５年間は盆と正月以外は帰れない。

携帯禁止。

男性だけじゃなく女性も丸坊主。

上の言うことにはすべて素直に従う。

毎朝走って工場に行く。



今の日本では考えられないくらいの厳しい環境ですが、教えていること、伝えていることは、

人として当たり前のことなんだなって思いました。



秋山木工には職人心得３０カ条というものがあります。



この３０カ条の中に今の日本人に忘れていることがあるんじゃないかなって思いました



あいさつをする。道具を大切にする。責任を持つ。掃除をする。



本当に当たり前のことが３０個。



でも、この当たり前が難しい。



そんな当たり前のレベルが秋山木工がとてつもなく高いレベルにあるんだなって思います。



自分も当たり前のレベルを上げなければなと思います



当たり前こそが難しい。



でもこの当たり前こそが人として大切なことだと思います。



大切にしなければいけないし、伝えていかなくてはいけないことです



一流って特別なことができるすごい人のことなんだって思ってましたが、

この本を読み、そうではなくて当たり前のレベルがとてつもなく飛び抜けている人のことを

一流っていうんだって思いました。



この本は心に沁みました



大切にしたい本です