この前、東京に行ったときに明治神宮へ行きました!!


東京の都会のど真ん中なのに、素晴らしい空気感は心も身体もキリッと引き締まるような

感じになります。


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参拝が終わり、休憩所でちょっと一服しようとベンチに座ったら教育勅語というものが

目に飛び込んできました!


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教育勅語は聞いたことありますが、具体的にどんなものかはよく知りません。



これは無料で配布していたみたいなので、一つ手にして広げてみました。



学校の歴史の教科書や昔読んだ歴史の漫画なんかで、戦後直ぐの学校の場面で、

これまでの勉強がおかしかったからと墨で真っ黒に塗りつぶすというお話を僕たちは

教えられてきました。



だから、戦前の教育はダメだったんだと思い込んでました。



そして、戦前の教育といえばこの「教育勅語」をもとにした教育だったということで、

教育勅語は悪いものだと教え込まれた?思いこんでいました。



でも、この教育勅語を初めて手にし読んでみたところ、何が悪いものなのかと

頭の中が????だらけになってしまいました。



逆に、今の現代において日本人が忘れてしまっている古き良き時代の日本人の心

そのものじゃないか、そして自分の子どもにもこれを伝えたい!!

っていう感情になりました。



ぜひ、皆さんにも読んでもらいたい。


そして、戦前の教育は間違ってなんかいない、逆に戦前の教育が間違っていたという風に

教えてきた戦後の教育の方が間違っていたんだと知って欲しい!!



そう思います。



口語訳は難しいので現代語訳を紹介します。



私は、私達の祖先が、遠大な理想のもとに、道義国家の実現をめざして、日本の国をおはじめになったものと信じます。そして、国民は忠孝両全の道を全うして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果をあげて参りましたことは、もとより日本のすぐれた国柄の賜物といわねばなりませんが、私は教育の根本もまた、道義立国の達成にあると信じます。 

国民の皆さんは、子は親に孝養を尽くし、兄弟・姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく解け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を慎み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで、社会公共のために貢献し、また、法律や、秩序を守ることは勿論のこと、非常事態の発生の場合は、真心を捧げて、国の平和と安全に奉仕しなければなりません。そして、これらのことは、善良な国民としての当然の努めであるばかりでなく、また、私達の祖先が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風を、さらにいっそう明らかにすることでもあります。

このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私達子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、昔も今も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国で行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんと共に、祖父の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように、心から念願するものであります。



親孝行をしよう、兄弟は力を合わせて、夫婦は仲良く・・・など人として当たり前のことを

教えてくれています。



そして、この教育勅語の素晴らしいのは明治天皇が国民に対して押しつけじゃなく、

自分もやるから、みんな一緒にやろうよと呼びかけてくれているところです。



「和を以て貴しとなす」という日本人の精神性をしっかりと踏まえ、この教育勅語の

教えこそが今のおかしくなった日本をよくしてくれるものではないかと思います。