おもしろいデータがあります。


カリフォルニア大学サンタバーバラ校の心理学者チャールズ・ウォーリンガム教授は、


公園でジョギングしている人を隠れてこっそりビデオにとり、


「人が見ているところ」と


「だれも見ていないところ」で、


45ヤードを駆け抜ける速さを調べたことがある。


すると、


やはりというか、ジョガーの人たちは、他の人に見られているときにスピードをアップし、


だれも見ていないところではペースを落として走っていた。


だれかが見ていると、見ていないときに比べて、なんと4倍以上のスピードも出したという。




人に見られている時に頑張っちゃう気持ち、分かります。


誰も見ていない所で手を抜かない強さが欲しいです!


もしくは、見られている環境に身を置くのも良いかも知れません。


ある会社の工場で、社長と幹部が工場を訪れて、生産性を上げるための実験を行いました。


まず、工場内の電気を明るくした。


そしたら、生産性が上がったそうです。


これは凄いと、社長と幹部は喜んだのですが、


念のため工場内の電気を暗くして生産性のデータを見たら、


なんとっ!


これもまた生産性が上がっていたと!!


どういうことかと言いますと、


社長さん、幹部社員さんが見に来ているという意識が、工場内の生産性を高めたのです♪


見られている意識、あなどれません。