その昔、大阪の商人たちは、証文を交わさないというのが常識だったそうです。


証文というのは借金するときの契約書のことです。


口約束だけでよかったってことです。


つまり信用だけで成り立っていました。


もしお金を返さなかったら、信用がなくなってしまうので、その後の商売が出来なくなります


信用がなくなる事が、お金がなくなる事よりもよっぽど苦しい状況になってしまうからだそうです。


人は、信用にお金を払うそうです。


その信用に見合った額なんだそうです。


お金はそもそも、持ち運ぶのに便利で、物々交換も大変だからということで開発された道具にすぎません。


お金が沢山あっても、信用がなくなれば、すぐにお金は消えていく。


逆に、信用を増やせばお金も増える。


今、やるべき事は、お金を貯めるより信用を溜めることなんだそうです。


信用してもらえるように、磨いて磨いて努力する。


磨くのは、商品だったり、自分だったり、お店だったり。

お金は大事ですが信用がなければお金をもらうことができないと思います。


磨きに磨くぞ!