するんと滑らかなツヤ肌仕様メイクアップベース ~ソニアリキエル~
ソニアリキエル:ラトゥ・エクラ・ペルフェクシオン
4,200円
ラベンダーパールの輝き×ショーアップパウダーの光効果。なめらかにのびた瞬間、透明感に満ちたツヤ肌へ。輝きながらうるおう心地よさを感じてください。
ツヤ肌下地と言えばこれ、と言っても過言ではないくらい、
絶大なる人気を誇っているソニアのラトゥ。
初代が出てからリニューアルを重ねてはいますが、
美容雑誌のコスメ大賞を何度も受賞したり、
愛用している方がとても多かったり、
長年高評価を得ているロングセラーコスメの一つ。
私も以前、何度かサンプルのサシェを頂いて使ったことがあるのですが、
どうも私の肌には色・使用感ともに合わないと感じていて、
ずっと現品購入には至らなかったのです。
だけど、先日クリスマス限定品を買いにカウンターを訪れた際、
ベースメイクの下地にBAさんがこちらを使ってくれたのです。
BAさんが取り出したボトルを見て、
「何度か使ったことがあるけれど、ラトゥは苦手」とお伝えしたら、
リニューアルして使用感・色ともに少し変化があったということだったので、
せっかくだから使ってもらうことに。
とても丁寧にメイクをしてくださるBAさんで、
ラトゥを塗った段階で鏡を見せて、状態を確認させてくれました。
すると、もうファンデはほとんど要らないのではないかと思えるくらい、
色むらが補正されて、肌がフラットに整っているように見えたのです。
リニューアル前のラトゥ・エクラ・シュブリムは、
顔が青紫色に光ってまさにサバな仕上がりでしたが、
リニューアル後のラトゥ・エクラ・ペルフェクシオンは大丈夫。
その後、クリームファンデの一番明るい色(色番失念)と
ラメの入ったルースパウダーで仕上げていただいて、
仕上がりが気に入ったので、現品を買うことにしました。
手に広げてみると、こんな感じ。
以前のラトゥが、ラベンダーパールの色味が強く出たのに対して、
リニューアル後のラトゥは、どちらかというとピンク系に発光。
BAさんによると、以前から入っていたラベンダー色のパールに加えて、
今回は赤っぽい発色をするパールが配合になったとのことなので、
それによって発光したときの色味が変わったのだと思います。
パール入りの下地は塗った段階で顔色が明るくなるものが多いですが、
ラトゥ・エクラ・ペルフェクシオンに関しては、
肌色のトーンアップ効果はほとんどないと言ってもいいくらい。
もちろんもともとの肌色にも関係するでしょうが、
色を乗せるというよりパールを乗せるようなタイプで、
私の肌の上では、ほとんど明るさは変わらないように思いました。
ラメも少し入っていて、以前の物はもっとキラキラ光っていたように思うのですが、
リニューアル後のものはあまりラメ感は感じられません。
特にファンデーションを上から重ねてしまうと、
ラメ特有の点在するようなきらめきはほぼなくなってしまいます。
容器はプッシュポンプタイプで、
これを顔全体にぬるなら1プッシュ、部分使いするなら1プッシュでも多いと思います。
1プッシュ分で結構な量が出るし、
重ねれば重ねるほどパールが密集してぎらついてしまうので、
これは正直、適当に塗ってはいけないタイプの下地だなと思いました。
カウンターで付けていただいたときも、
手の平に伸ばして付けていくようなやり方ではなく、
手の甲に出したこちらを中指と薬指に取って、
少しずつ少しずつ、薄く薄くのばしていくという感じでした。
こういう使い方をすれば、サバっぽくなるのは防げます。
指で付けるよりもスポンジを使った方が薄く付くので、
パールが密集しすぎて困っているという方は、スポンジを使うのもいいかも。
ただ、私自身はこの下地が良いのか悪いのか、
というか私に合っているのか合っていないのか、見極めが付きかねているのです。
ものすごくきれいに薄く付けられると、
肌の色ムラがきれいに補正されるので、そういう点では良いと思います。
ただ、下地だけの状態でちょうどいいと感じるくらい薄く付けると、
ファンデーションを上から重ねたときに、
実はツヤ感がほとんど出なかったりするのです。
そのちょうどいいところを見つけるには、なかなかの試行錯誤が要りそう。
そして、保湿力があるのかないのかいまいち分からない。
この下地、付けているとちょっと肌が乾燥するように感じるのに、
その割にTゾーンに油浮きするのです。
この下地に含まれている油分と私の肌、
もしくは私が使っているファンデとこの下地の油分が合わないのかもしれません。
それから、この下地は合わせるファンデーションをものすごく選ぶ。
リキッドファンデーションでも、
ファンデに透け感がありすぎて、パールの色味がそのまま浮いてしまうのです。
その上、私が持っている#0.5(ウォームポーセリン)は若干黄みのある色なので、
下地のパールの色味と相まって、なかなかに妙ちくりんな色味に仕上がります。
そこそこ相性が良いなと思っているのは、
私が持っているのは#1のピンクみ・黄色みが中間くらいのアイボリーなので、
パールの色味との相性も悪くなく、
ファンデーションのカバー力も中程度なので、
セミマットより少しツヤ肌よりの、お化粧感のある肌に仕上がります。
もう一つ、最近購入したMUFEのマットベルベット+ については、
そもそもファンデ自体がしっかりと付くマットタイプなので、
別にラトゥじゃなくてもいいんじゃない?と思うくらい、
特に質感にはなんの変化も起こりません(笑)
そして乾燥するので、マットベルベット+のようなロングラスティングのファンデなら、
下地はもっとしっかり保湿できるものの方が適していると思います。
そして、パウダリーファンデとは基本的に相性が良くないと思います。
私が使っているのはシャネルのエクラコンパクトのBR10ですが、
ボビイのリキッドと同様、パールが浮き出てきすぎて、とても変。
さらに、前述の油浮きによって半日後には非常に悲惨な状態になります。
ただ、よく分からないのが、下地を塗った後の肌状態を見ると、
パウダリー向けの下地なのではないかと思うような状態なのです。
パウダリーの場合、表面に下地の油分が残りすぎてしまうと、
そこにファンデがたまってムラになってしまいがち。
かといってサラサラしすぎると粉の定着が悪い。
その点、ラトゥ・エクラ・ペルフェクシオンは、
肌をフラットに整える効果もあり、
表面の状態も、さらりとしながら適度な油分を残しているので、
パウダリーのすべりはとても良いのです。
なのに、パウダリーでは隠しきれないほどのパールと油浮き。
これは一体どういうことなのだろう・・・・。
そんなわけで、今のところは顔全体にエクシアALの下地を伸ばし、
部分的にラトゥを少しずつ色味を見ながら重ねて色むらを消した後、
YSLのタンマジュールファンデーションを重ねるという使い方をしています。
エクシアALは保湿効果はあるけど色むら補正効果がほぼないので、
それなりに相互補完効果がある使い方と言えるかもしれない。
この下地、液自体は淡いベージュ色をしています。
だけど、伸ばすと一つ上の写真のように、パールの色が強く出てきます。
パールの色は、私の肌の上ではピンクが一番強く出ます。
少し赤みのあるピンク色の発光色。
この色は、頬やおでこに塗るには別に問題ないのですが、
私の場合はクマのある部分には絶対に塗れない色なのです・・・。
よく、クマの種類を青グマ(血行不良)と茶グマ(色素沈着)の2種に大別しますが、
私のクマは、皮膚が薄くて血管が透けてしまう赤みに、
血行不良の青色が重なって、赤紫色に見えてしまうタイプ。
なんていうか、プールから上がってきた人のくちびるみたいな色をしています。
そこにラトゥの赤ピンク系パールが重なると、よりクマが目立つ結果になるのです。
特に顔に光を受けたとき、光でクマが飛ぶどころか、
パールが発光してよりクマを目立たせてしまう残念な感じに。
なので、目の下には絶対に塗らないように気をつけています。
それと、受ける照明の色味によってもパールの発光色が若干変わる気がします。
太陽光の下で見るとピンクが強く感じられるのですが、
蛍光灯の下で見るとラベンダーが強く出てくるので、
これを付けている日の私は、オフィスだとちょっと顔色が悪く見えるかも。
で、そんなに苦労して使って、この下地の何がいいわけ?
とか言われそうですが、
なんかね、決定的にダメというわけでもないけれど、
よくよく考えたらそんないいこともないなっていう、そういう感じ(笑)
というわけで、やっぱり私にはラトゥは合わないのかもしれないけれど、
結構良い感じに思える日もあるので、
だましだましおつきあいしていこうかしらと思っている今日この頃です。
次なるツヤ肌下地のターゲットは、
シャネルのアズールとポール&ジョーの#01。
気に入るものに出会えたらいいな~。
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