第201回 しがくセミナーを開催しました。
四條中納言山蔭嫡流 四條司家第四十一代 當代
四條隆彦 先生にお越しいただき、
『日本人としてのアイデンティティを取り戻す日本の食文化』と題してご講演いただきました。
講演の中では、庖丁儀式の貴重な映像を観ることができました。
≪庖丁儀式≫
平安時代から続く、庖丁師によって執り行われる儀式です。
大まな板の前に座り、右手に庖丁、左手に真魚箸(まなばし)のみを用いて、食材に一切手を触れずにさばきます。
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ポイントをいくつかご紹介!
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▶日本料理の魅力は、”目で楽しむ”こと。
見た目が美しい、季節感を大切に。そんな遊び心をお客様に提供する。
▶食事の中での「やりとり」を大切に。
「いただきます」「おいしかった」というやりとりで、おいしい料理が出てくる。
※家族の中でも、実践してみよう!
▶文明が発達すると、技術の継承がなくなり、文明が廃れる。
便利なことはいいことだが、その分人を弱くしてしまうことも。
ご縁を繋いでくださった、丸山靜香先生ともご一緒に記念写真を
四條先生、ありがとうございました
▶これまでのしがくセミナー講演録は、SNPデジタルから!
https://c-consul.meclib.jp/library/SNP/book/list
※四條先生の講演録は、2022年3月号に掲載予定です。お楽しみに