平安時代にタイムスリップしたような時間でした
愛知文教大学准教授の畠山大二郎先生による、平安時代の女性の正装"裳唐衣(もからぎぬ)"の装束デモンストレーションをお届けしました。
平安時代の装束
~女性の正装"裳唐衣(もからぎぬ)"~
そもそも"裳唐衣"とは??
「十二単」の俗称で知られる、裳と唐衣を装着した正装。
裳と唐衣の下には、
表着(うわぎ)
五つ衣
打衣(うちぎぬ)
衣
長袴
を着用します!
令和の即位礼正殿の儀においても、
この正装を、皇后はじめ、女子皇族がた、女官にいたるまで着用していました。
まずは、下衣の姿でモデルさんが登場。
弊社の社員の岩村がモデルを務めました
着用後は、重たい…。
昔の身分の高い女性の方々は、あまり動くことがなかったとか
お顔が少し隠れて見える姿が、色っぽくて素敵ですね
着物ショーに出演したミス・ワールドの皆さんと一緒に
オンラインでご覧になられた方は、
裳唐衣をより近くに感じられたり、モデルさんが裳唐衣を着用した雰囲気を感じられたのではないでしょうか?
畠山先生、そして着付師のみなさま、
ありがとうございました
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【プロフィール】
畠山 大二郎(文学博士)
愛知文教大学准教授
有職故実、日本宮廷服飾史の第一人者として、源氏物語を中心に平安期の文学作品から、宮廷における服飾、文化研究に従事。
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