【巻頭コラム】しがく新聞4月号 | キャリアコンサルティングの広報室

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コロナ禍での新入社員の皆さんへ

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昨年の初めより日本でも拡大が始まった新型コロナウィルス。この一年で世界的に広がり、多くの方がお亡くなりになりました。ご冥福をお祈りいたします。さて、コロナ禍で就職活動をして採用された新卒の皆さんは、どのような想いで入社の日を迎えましたか? 今回は、最後の学生生活の一年間をほぼオンラインで過ごした、初のコロナ禍での新卒世代の皆さんに向けて、お話しします。

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20代に安岡正篤氏の「思考の三原則」の影響を受けました。


 ①物事は短期的ではなく長期的に観る
 ②物事は一面ではなく多面的に観る
 ③物事は枝葉にとらわれず根本的に考える
 

 事あるごとに助けられ、道標になりました。

若いうちの苦労や強烈な努力は、長い人生の中で重要なことだと思います。
 

 多くの学生さんにとって、日本全体の採用枠が減ったコロナ禍の就活は、大変厳しかったと思います。まずは採用してくれた企業に心から感謝をしましょう。
 

 

 なぜ心から感謝なのでしょうか。

先行き不透明な時代は、企業にとって何人採用すべきかという正解は無いからです。

正解が無いにも関わらず、あなたの採用を決めました。

 

あなたも慣れないオンラインで精一杯アピールをしましたね。

企業としても直接会って判断をしたかったでしょう。

 

でも皆さんの「御社の役に立ちたい」「日々実力を磨き、1日でも早く戦力になります」

といった言葉と情熱を信じて、大きな期待を寄せてあなたを採用してくれました。

企業にとって過酷な状況でも決めてくれた採用です。

企業はあなたの言葉を覚えています。ぜひ感謝をして有言実行してください。

 


 企業の立場で言えば「3年で一人前」などとは言ってられません。

大半の企業の本音は、コロナ禍でも活躍できる即戦力が欲しいのです。

いわゆる社会人一年目の新人を「半人前」と表現しますが、本来はもっとシビアです。

 

先輩社員を1の戦力とすれば、新人は0.1~0.9人前まで幅があるのです。

同じ新卒でも入社前から微妙な差がついていることに気づき、

その評価を自分でシビアに捉えてください。

 

自分が今何人前なのかを冷静に判断し一刻も早く一人前を超えるための努力をすべきでしょう。



労働時間に関して国の規定が年々厳しくなっています。

要はあまり働くなと言っています。

国民の健康を考えれば良いことですが、努力したい人にとっては逆境とも言えます。

 

人よりも出世して成功したいのなら、人より努力すべきなのは当然です。

若手のころ、終電近くまで働くことや休みらしい休みを取らない時期もありました。

夢のためと思うと楽しかったです。

 

遅い時間に通りかかった美容室には明かりが灯り、

同年代の若手美容師が先輩に技術を教わって研鑽している様子が外から見えました。

 

「あいつらも店を持つために必死で努力している、俺も負けられないな」と奮起し、

コンビニで夜食を買い、同僚と仕事談義や営業のロープレをしたものです。

 


 遠回りな努力もあったでしょう。ただ、努力は嘘をつきません、必ず活きます。

結果にスランプはあっても努力にスランプはありません。

 

日々の努力の積み重ねこそが、将来の皆さんを作っていきます。

 


 なぜあなたを採用したのでしょうか。

 

皆さんは、戦力として期待されているのです。

今一度、自分は多くの人の期待を背負って採用されたという自覚を持ち、

1日でも早く成長し、一人前を超えてください。


 コロナ禍は確かにピンチですが、ピンチをチャンスに変えるのは自分です。

長期的、多面的、根本的に捉えて、この波を乗り越えて、明るい未来を掴みとってください。

 

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