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夢や目標がある素晴らしさ
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「夢や目標を持って生きる」
キャリアコンサルティングに通う
全メンバーが入会当初に教わります。
世の中を見ていると、
目標がある人と目標が無い人では、
時間の使い方に大きな差があるようです。
今回は、私自身の経験も振り返りながら
「時間の使い方」について
考えてみたいと思います。
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小学生のときは、
特に目標などありませんでした。
なんとなく学校へ行き、
書道教室へ週一回通い、
休みの日は友達とゲームをしたり、
テレビを観たり、
家の前の小川で釣りをして遊んだりしました。
何の変哲もない、ゆったりした日々でした。
小学五年生になり、
友人の誘いでバスケットボール部に入部しました。
それなりに部活中心の生活になり、
中学生になると次第にバスケに熱が入りだします。
後輩にレギュラーを取られたことが悔しくて、
一生懸命練習しました。
休みの日や家での自主トレも増やし、
この生活は高校の部活引退まで続きました。
その後、ビリヤードやスノーボードにハマり、
ビデオを観て研究したり本を読んだり、
練習に精を出したりと、熱心に取り組みました。
学生時代を振り返ると、
目標がある時期は
「少しでも時間があれば練習、研究」の日々で、
充実していたように思います。
逆に目標が薄れてるときは、
なんとなくよくわからない一日を
過ごしていたように思います。
就職で上京し、
18歳で友人の誘いで
経営者になるための勉強会に参加します。
自己啓発が主な内容で、
今となっては本当に大切な基礎、軸を学びました。
当時の目標は経営者として成功すること。
しかし自分には実力が不足していると
気づかされる日々でした。
説得力、指導力、統率力、分析力、
構想力、危機管理能力、営業力など、
途方もないくらい何もかも足りません。
努力や根性、忍耐力などが
少しあったおかげで今がある気がします。
勉強会にて、
デキる人の行動や発言を学び、
盗みました。
教わっているうちはまだまだです。
自分で盗むくらい貪欲でないと成功はできません。
大きく変えたのは
「一人でいる時間の使い方」だった気がします。
後に、元アサヒビール名誉顧問の
中條高德先生に教わった
「慎独(しんどく)」という言葉が
一番しっくりきます。
人は、一人のときに
いかに勉強、練習、研究ができるかだと思います。
経営者になる前の15年間の会社員生活では、
将来、経営者になったときの自分を想像し、
政治や経済の幅広い着眼点、世界と日本の関係、
世界史・日本史から参考になることを学びました。
目標があれば、書籍・映画・ニュースなど、
参考になるツールはいくらでもあるものです。
経営者として16年が経った今、
まだまだ実力不足を感じる日々です。
だからこそ、勉強・研究を続けて、
実力をつけたいと思っています。
学びたいことが次から次へと出てくるので、
新幹線・飛行機での移動時間や、
たまにある半日の休みなどは、
最高の読書時間です。
レストランや病院などの待ち時間ですら、
本が読めるので嬉しいくらいです(笑)。
少しでもまとまった時間があるときは、
人生や事業を振り返り、
新たな構想をノートに書きます。
素晴らしい時間です。
まずは夢や目標を持ちましょう。
人生は1秒1秒の集合体です。
夢や目標があると、
余った時間は知識や能力を
「チャージ」する良い時間になります。
時間の使い方を考え、
素晴らしい将来を構築していきましょう。