【巻頭コラム】しがく新聞3月号 | キャリアコンサルティングの広報室

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「本気の反省が未来を変える」

 

「反省しなさい」子供の頃から、家でも部活動でもよく言われました。今振り返ってみますと、反省したふりが多く、本気で心からの反省をしていたのだろうかと思います。今回は「本気の反省」についてお話します。

 

 

小さい頃、悪い事をして親に怒られました。

 「反省しろ!」と言われたところで素直に反省する子供は少ない気がします。「見つかって、運が悪かったな」と思う子供の方が多いかもしれません。「反省」に対する私のイメージは「悪い事をしたことに対して過ちを認めて、二度としませんと誓いを立てる」ようなものでした。


 学生時代、夢中だったバスケットボールや、スノーボード、ビリヤードを通じて、今の基準からすれば、笑ってしまうほど甘いレベルでしたが、反省と対策を意識し始めました。

それは、人から言われたのではなく、明らかに失敗して悔しい、負けたくない、仲間に迷惑をかけたくないなどの感情からくるものでした。
 特にバスケットボールはチームプレーのため、同じミスを繰り返すとチームの士気が下がります。自分のためだけではなく、チームのためにという想いが私を成長させてくれました。

 ただ高校時代までは「上手くいったときの反省」が少なかったのでしょう。どこか自信がない自分がいました。
 運良く会社のトップマネージャーの元に配属になったときの話です。トップセールス育成工場の異名を持つ上司は言うことが違いました。


「目標達成できたとき、自分で良い仕事ができたと思ったとき、しっかりと反省し、定番化やマニュアル化をしていきなさい。書き留めておけば、スランプの時にそこに戻れるからね」



標が未達成、ミスをしたときは、再発防止策をつくるために、徹底した原因追求をします。原因追求が甘ければ、当然対策も甘くなりあまり成長できません。


 心の底からの「勝ちたい」という想いから、必死になって反省をノートに書きました。本気の反省、本気の原因追求は効果絶大でした。仕事がドンドンと好転していきました。良い反省もしっかりできたことで、後に課長に昇進し、部下育成をするようになると、私の元からトップセールスが次々に誕生したのでした。
 

 現在も反省の多い毎日です。今シーズンはインフルエンザが大流行しました。全国健康保険協会東京支部から、健康優良企業「銀の認定」をいただいたにも関わらず、弊社でも秋口から二月半ばまでで160人中20人がかかってしまいました。それぞれ時期はズレたものの大変なことでした。
 

 今回は「仕方がないでは済まさないぞ」と、本気の反省と原因追求を決意し、総務部にはインフルエンザにかかった20人に対して、何が免疫力の低下を招いたのか、徹底調査をするように指示しました。主な原因は、ハードワークによるストレスや睡眠不足、食事を疎かにしたことでした。また、お風呂をシャワーで済ます人もおり、体を温めていないことは病気を呼び込んでしまっているようなものでした。ストレス発散、適度な運動、良い食事、睡眠時間を意識できる社員育成をしていきます。フィジカルやメンタルを整えるのはトップアスリートだけではなく、我々ビジネスマンにも大変重要です。
 

 今年の冬が待ち遠しくなっています。