8月5日(日)
第163回しがくセミナーを開催しました
講師は…
国史研究家
小名木 善行 先生です
テーマは
『リーダーに必要な大切な日本の知恵』
・「神話」ではなく「神語(カムカタリ)」
古事記や日本書紀は「神話」と言われていますが、それは幕末以降のはなし。
それまでは「神語(カムカタリ)」と言われてました。
自分の祖先を700年さかのぼると、1億2600万人。
でも鎌倉時代の人口は700万人です。
つまり、我々日本人の祖先はそれぞれで重なっている。
共通の祖先にさかのぼっていく話が「神語(カムカタリ)」と言われていました。
・世界はすべて、神様の胎内?
古事記で初めに出てくる
「天之御中主神(アメノミナカヌシノカミ)」
「高御産巣日神(タカミムスビノカミ)」
「神産巣日神(カミムスビノカミ)」
という三柱の神様は、話ではその後、出てきません。なぜか
なぜなら、その胎内に世界をお作りになったからなのです。
全ての出来事は、神様の中で起こっている。
だから全てものに神が宿っていると考えられているのです。
・・・などなど、
日本の神話に詳しい人も、そうでない人にもわかりやすくお話をしていただき、
「初めて聞きました!」という内容がもりだくさんでした
より日本という国が好きになりました
なんと、当日は小名木先生のサイン会がおこなわれました
小名木先生、ありがとうございました