【巻頭コラム】しがく新聞4月号 | キャリアコンサルティングの広報室

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「運の良い人は名前を丁寧に書く」

 

「字は体を表す」と言いますが、果たしてどうだろうか。弊社では感想文は手書きを推奨している。社員、メンバーさんからの毎月数百枚にもなる直筆の文字を何年にも渡って見ていると、確かに字は体を表していると実感している。今回は字の中でも「名前」に焦点をあてて話していきたい。

 

 

分の仕事ではないことで活躍した社員を評価する「スピリット賞」、社外での社会貢献を評価する「人間力賞」を設けて、毎月、自薦他薦問わず公募し表彰している。そこに推薦される常連社員の一人が風間瞳さんだ。道端で血を流して倒れていた人を助けたり、通勤中の電車で、走って逃げる痴漢を周りの人と一緒に捕まえたりと人間力あふれるスーパーレディだ。


 風間さんは、社内でも字が大変上手なことで有名だったので、第十回くにまもり演説大会では賞状に入賞者の名前を書く役目を命じられていた。しかし、本人としては書道を習ったことがなく大役に不安を抱いたそうだ。そこで、書道教室の門を叩いたという。書の先生から短時間での上達は厳しいと言われながらも、できる限りのアドバイスをもらい、自宅で何度も何度も本戦進出者8名の名前を練習した。役目を命じられてからの期間はわずか2週間。その中で、これほどの行動をとった社員の話を、私は今まで聞いたことが無かった。その使命感に驚いたのだが、さらに続きがある。


 練習を始めて数日後にハッとした。この方々の名前には、ご両親の想いが詰まっている。きっと入賞すれば賞状を家族に見せるに違いない。ご両親が見たときに、喜んでもらえる字にしたい。そう思うと一層練習に身が入り、納得できる文字が書けたという。そして、自分の名前も両親からいただいた「かけがえのない名前なのだ」と感謝の気持ちが湧いたそうだ。


少期を振り返ってみると、カバンやノートなどの持ち物には母がとても丁寧に名前を書いてくれてうれしかった。小学校2年生のときに友達から書道教室に誘われ、6年生まで通った。そこまで上達しなかったが基礎くらいはできた気がする。「黙々精進(黙って道に励むこと)」と書かれた色紙を先生から記念にいただき、今でも大切な言葉として常に心にある。


 私の「室舘勲」という名前は字が珍しいのかよく間違えられる。その経験からか、名前を間違えるのは失礼になると、手紙など他人の名前を書くときには細心の注意を払うようになった。相手の立場に立つ第一歩は、名前を間違えないところからだ。


 3年ほど前、筆跡鑑定士の丸山靜香先生とのご縁をいただいた。フランスでは筆跡診断士は国家資格にもなっているほど注目されている。丸山先生は本人が書いた名前を見るだけで、その人の状況をコンサルティングできるという。興味を持った私はさっそく先生に習い、様々な発見を得た。自分の名前を書く際も、丁寧且つしなやかに書けるようになった。習う前に書いていた本へのサインと、今のサインでは受ける印象がまったく違うと言われる。現在は、社員60名ほどが丸山先生に指導を受け、名前の字が整うと共にコンディションが大変良い方向へ向かっている。自分の名前を丁寧に大切に書くことで幸運が舞い込んでくる気がする。


 自分を大切にできない人は、他人を大切にできない。自分の名前を大切にすることは、他人を大切にすることへ繋がる。自分の名前を大切にしているだろうか。自分の名前を書くたびに、思い返して欲しい。

 

 

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きらきら今月のコラムから感じたこときらきら

 

丸山靜香先生にご指導いただいてる中の一人です。

「名前の字が整うとコンディションも整う」とはまさにそのとおりで、

逆に、コンディションが乱れているときは、字も乱れています。

 

まずは、健体康心。自分を大事にする。

自分を大事にできるようになってきたら、以前よりも他人や周りのことを考えようと、心の余裕ができました。

 

名前だけなく、日頃書く字は、丁寧に書いていただろうか?

綺麗な字を書けなくても、丁寧に書く努力はできます。

署名や感想文、ちょっとした伝言メモでも、

雑にせず、読む相手のことを思って、丁寧に書こうと思いました。

 

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