4月2日(日)
第147回しがくセミナーを開催しました
講師は…
日本テレビ 報道局社会部 解説委員兼デスク
下川 美奈先生です
テーマは、
“失敗”ときちんと向き合えば道は開ける
以前、字幕スーパーを過って出してしまったことがありました。
その失敗から…
・客観的に見て、言葉の表現が間違っていないか
・画面と原稿が間違っていないか
・原稿に誤字脱字がないか など
チェックするようにしています。
入社したときは、政治記者を希望していましたが、報道記者に配属されました。
最初、取材をしたときは怒鳴る人もいましたが、
女性だから話しやすいと思ってくれる人もいました。
「受け入れてくれた人には、感謝しよう!」と思ったら、
取材相手にもいろいろな人がいるのだと自然と受け入れることができました。
TVも新聞のようにいかに早く情報を伝えられるかが重要です。
TVだから新聞とは同じようにできないと思ってしまうのではなく。
失敗をしたときに、大先輩が指摘をしてくれて、その上で励ましてくれました。
後輩にも同じようにやっていきたいと思うきっかけでした。
下川先生の仕事での原動力とは?
観ている人にしっかり伝わること。それがやりがいであり、原動力になっています。
なぜ伝えるという仕事をしているのか?
起こっている出来事を他人事にはしない。
二度と同じことが起きないように、みんなにもそれを考えてもらいたいからです。
下川先生へ花束を贈呈しました
報道という男性が多い社会の中で、常に走り続け、
そして周りからの信頼も厚い下川先生のお話は、
説得力があり、勇気づけられ、大変心に響きました
下川先生のお話にもありましたが、
たくさんの失敗や挫折の経験から、何を学ぶかが重要だと感じました
下川先生、ありがとうございました