ペマギャルポ先生の計らいで
新型ボーイング787型機で行く 海岸林視察ツアー
に、参加しました。
新型ボーイング787

http://www.ana.co.jp/promotion/b787/

ペマ先生と記念撮影。

ボーイング787機内は七色に輝いています。

一緒に行った社員O。隣の席からはパネルは見えません。
宮城県名取市に到着。
地元の方に、震災前の海沿いの海岸林を含む、航空写真を見せて頂きました。

青々としていたのがよくわかります。

現在は99%倒れてしまったと言えます。残っているクロマツも枯れています。

海沿いにある元サイクリングセンター。

4階まで津波が来たことがわかります。

屋上から見た風景。海岸の反対側。
オイスカでは10年・10億円かけて海岸林の復活を目指すそうです。
海岸林は風害、水害、塩害を防いでくれていました。
伊達政宗の時代からの智恵です。
もともとクロマツ(海岸林)があったわけでは無く、植林したそうです。
このプランが動き出すためには、国の決定が様々な分野で必要とのこと。

http://www.oisca.org/kaiganrin/
早く決定して下さい。
そして地元の方の意見(やり方)にも耳を傾けて下さい。

あえて取り壊さず残した家。
この家の持ち主の鈴木英二さんは、
「全てなくすことは、津波の歴史まで消してしまう感じがする。地区で亡くなった54人を弔うためにも、津波の跡を形として残したかった」
ということで、取り壊さなかったそうです。

鈴木英二さん
鈴木さんを取材した毎日新聞記事
http://bit.ly/pgnEfP

消防団員も被災。
マイクとハンドルを持ったまま、消防車の中で遺体で発見された方もいらしたとのこと。
その方のお陰で何名の方が助かったかと思うと・・・まさに現代の英雄です。
様々な形でボランティアが進もうとしていることが分かりました。
そして10年という年月を聞いて、持続すること、風化させないことが以下に大切か
改めてかんじたツアーでした。