先月から国立科学博物館の地球館にて、特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」が開催されています。

 

 

私は博物館が大好き!

楽器博物館しかり、科学(はあまり得意ではないけれど)博物館、美術館、水族館、動物園などなど。若かりし頃、実家にいて自由が利く身だったころは浜松市楽器博物館に毎週のように通っていました。楽器の生まれた経緯、歴史、音の出る仕組みを知るのが嬉しくて。何度行っても、何度見ても、飽きることがありませんでした。

しかしここ数年は、コロナ禍ということもあり博物館めぐりは残念ながらストップ。かくして私の「お一人さま至福のひととき」はあまり得られず…。でも日々の仕事やアレコレや娘のことでバタバタと月日は過ぎていきましたね~。

 

さて、そんな中今回は感染症対策もしっかりしつつ、博物館側も事前ネット予約制ということもあり注意をしながら行くことに。

だって、コレはどうしても行きたかったのですもの。

 

 

 

旧奏楽堂での演奏会(前回のブログ記事参照)を聴きに行くため上野に行く計画を立てる中、(おやまてよ。アレを観に行けるじゃあないか)と気が付いたわけで。

一緒に演奏会に行く約束をしていた親友も誘って、事前予約して宝石展へGO!したのでした。

今回は撮影可のゾーンのみ、かつ人の流れを止めないように”撮れるときに撮った”画像だけドドドッとご紹介します。私が撮ったものは美しくないのですが、親友が撮ってくれたものは美しく撮れたのでそれも含めてご紹介します。

 

私は宝石が好きです♪

もちろん透明度の高い、いわゆる”ザ・宝石”という感じのルースや装飾品として完成されたものも好きですが、それだけではなく、透明度が高くても無くても研磨されていなくても、原石が一番好きです。何千年何万年という気の遠くなるほど長い時間をかけて地下で起こったキセキ…!内包物があってもそれはそれ、自然の芸術に心から感嘆するんです。まさに不思議の世界。神秘の世界。

しかも、かはく(国立科学博物館の略)が主催なのですから、その展示の質と量は期待以上のものだと思いましたしね。かくして実際、世界各国&日本各地からこれでもかというくらい、国宝級のものがあふれていました。う~ん、これは一回行くだけではワタシ納得できないにチガイナイ。

 

というわけで、今回は撮れたものを載せますね。

私はこの宝石展の会期中にこの後何度も行けるだけ行くつもりですので、まずは第一弾。

音声ガイドも忘れず借りて、いざ!

 

 

 

アメシストのドームでこんなにでっかいのは、生まれて初めて観ました!

 

 

↑二ノ宮和子さんの漫画で今連載していますよね。その作品とコラボしています。

 

↑うふふ。恵美ちゃん(中嶋恵美子ちゃん)と一緒でした。

二人して凄い数と質と量の展示物に、興奮しっぱなしでした。

 

↑宝石が生まれる場所、つまり作られ方には4パターンあるとのこと。

 

↑ダイヤモンドの原石の一例。

光ってない…光ってないんです。そうです。

光るのは、研磨するプロがものすごい手間と時間をかけて丁寧に研磨されたあとなんですよ。

わかっていましたが、やっぱり原石は地味なの。それが自然。

 

 

 

他にもさまざまな原石がい~っぱい。

 

↑アマゾナイト

 

 

 

↑アクアマリン

 

 

↑トルマリンの原石も多様です。

 

 

 

↑スモーククオーツ

 

↑ルビーの原石

 

↑アンモナイトの化石が、長い年月をかけてオパール化した「アンモライト」

これも様々な色味がありましたが、画像のものは七色に光っていました。

 

 

↑アクアマリンの原石

 

同じ名前の鉱石でも、カラーも濃淡も、内包物の入り具合などでも見え方が変わります。

非常に興味深いです。

 

そして、研磨の過程(ブリリアントカットの例)をガラスをダイヤモンドに見立てて模型で示したものがこちら。

 

ところでみなさん、俗に言うブリリアントカットって、何面体かご存じですか?

17世紀末にヴェネツィアの研磨職人、ペルッツィによって58面体のオールド・マイン・カットが作られたそうです。そして19世紀になると、さらに緻密なカット方法が発案され、現在の58面体ブリリアントカットへと繋がっていくことになります。

現在の58面体ブリリアントカットはダイヤモンドの光を、より美しく反射するカット方法とのこと。

すごいなぁ。だって、本物をカットするにはダイヤモンドもそうですが他の鉱石の高度や性質に合わせて慎重にカットしていくのでしょうし。大きさだって1カラットだとしても、素人からみれば「いったいどうやって美しく58面体に研磨するの?」ってくらい小さいし。

”ものづくり”をする者として末席にいる(つもり)の私にとって、これはほんとにすごすぎる…という畏敬の念を抱くことしかできません。

 

↑カメオの製作過程。これも興味深いです。貝殻に微細な彫刻を施し、人物像などを立体的に浮かび上がらせます。

 

 

↑宝石というくくりに含まれない鉱石も、山ほどあるんだとか。

え~なんで?

いいじゃない、みんな宝石って認めて仲間に入れてあげてよ。(←素人考えまるだし)

 

↑原石からカットできる大きさが大きすぎて装飾品としてではなく、展示物(置いて、観て楽しむ)としてカットされた宝石。

ど真ん中のはクオーツ(水晶)です。確か…3000カラット超えだったはず。

すごすぎる。そして奥が深すぎる宝石沼。。

 

…なんだかとっちらかってまとまりのないレポートでしたが(^_^;)。

初見の精一杯の画像と感想でした!

冒頭でも書きましたが、会期中にまた何度も行く予定ですので今度はもっと深く学んでこようと思います。

楽しみです。うふふ(*´艸`*)。

ご興味のおありの方、ぜひぜひ行ってみてくださいね!

 

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