以前ブログに作り方だけアップした「マヨブタ」。今から5年前の記事に載せました。手作り楽器を、時々生徒さんと一緒に作るのですがこの「マヨブタ」も人気ものの一つ。今回、久しぶりに作ったので動画とともにまとめてみました。面白い音が出ますので、ご興味のある方はどうぞ作ってみてください。
マヨネーズの空き容器(よく洗ったもの)と、ストローとその袋(パリパリ)も使います。
【作り方】
①マヨネーズのふたの穴を、ストローが通るように大きめに広げます。
(普通のカッターナイフだと危険なので、私はオルファのアートナイフで切り広げます。この作業は大人の方が行ってください。)
②ストローを10センチほどの長さに切ります。片方の端を、斜め45度の角度に切ります。
③斜めに切った部分に、丁度ふたになるような大きさにストローの袋のパリパリを切って、チョコンと貼ります。
④ストローのまっすぐな端の方を、マヨ容器のふたの内側から通して、反対側に一センチほど出し、テープで固定します。
⑤フタを容器に元通りにつけて完成です。ここがお鼻になります。マヨ容器を両手で押すと、中でストローにつけたパリパリの薄いリードが、ストロー斜め部分に触れて振動し、「ブ―ブ―♪」と鳴ります。ブタの目、耳は自由に考えて付けてください。
今回は、極太のストローで作ってみました。
みなさんが作る際は、普通の太さのストローで作ってくださいね。極太ストローは、マヨネーズ容器の赤いふたに穴を開けるのが大変なのと、音を出す際に少し力が要る(太い管に空気を送るのにコツが必要かも)ので、初心者の方は普通の太さで。ぜひ。
上の画像ですが、向かって右が”マヨブタ”で、左がその兄弟の”ブタペット”(ペットボトル+ブタちゃん)です。鳴る仕組みは、簡単に説明するとシングルリードの管楽器と同じ仕組みです。外から空気を送って出す管楽器とは違うのは、容器の内側にある空気を外に押し出す力でリード部分に振動を与えて音を出すところです。ストローの斜めに切った部分に、ストローの袋のパリパリをピッタリ貼ってしまうのではなく、ちょっと浮かせて端っこをとめるくらいがちょうどいいです。
パリパリの大きさは斜めに切ったストローの穴よりも少し大きいくらいの、木の葉型にします。
今までいろいろ手作り楽器をご紹介していますが、音の出るもの、しかも自分で作ったものはみんな大好きですね。
子供も大人も楽しいものです。このマヨブタは、小さなお子さんでも簡単に音を出すことができるので、とても喜んでもらえます。今度マヨネーズを使い終わったら、作ってみてください♪ちなみに”ブタペット”ですが、外に出ているストローをふ~っと吹くことで音が出ます。”マヨブタ”と、仕組みは同じです。
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