東京は元赤坂にあります内閣府迎賓館。

平成29年12月22日から24日まで、

迎賓館特別参観をいう企画があり、

事前ネット申し込みで第一希望をゲット!

朝一で遠足へ行って来ました♪。

大人の遠足です。

しかもお一人様♡

私は一人でぶらぶらするのも好きです。

自分の感性の赴くままに行動できますから。

ただし、お食事は一人ではできない人なので

3時間たっぷり参観後は家に直帰です。

 

 

今回は、直接音楽とは関係なさそうな記事

ですが、このような歴史的建造物や国宝の

芸術品を見て知ることも、音楽をする上での

大事な勉強のような気もしますので。

 

しかも、帰って来てからわかったことですが、

この迎賓館、1909年に完成しましたが

その時フランスから建築資材・調度品など

たくさん輸入したそうで、その時特注で

エラール(フランスのピアノ製造会社)に

菊のご紋入りのグランドピアノも作らせ

たとのこと。

 

確かに迎賓館本館の内部の各部屋には

国内の芸術家の作品のみならず、

ヨーロッパ(主にフランス)からの資材(大理石

やタイルなど)や調度品(シャンデリアなど)、

特注品(菊のご紋や五七の桐のご紋入りの

家具・鉄製の門・天井画など)、ここは本当に

日本だろうかと自分の目を疑うほどの

超一級品で埋め尽くされていました。

 

※建物内部の写真撮影は禁止なので

画像はありません。内閣府のHPから

内部の画像を少し見ることができます。

※Twitter公式ページからは、毎日

素晴らしい画像が情報とともにアップ

されています→こちらから。

 

その後情報を集めましたらば、今は昭和記念

公園内にある昭和天皇記念館にそのピアノが

保管されているようです。

迎賓館所蔵の1905年製のエラールフルコン。

菊の御紋入りのピアノです。

外装は修復されたそうですが、内部はまだ

手を付けていないようです。

中身が大事なのにィ~(´;ω;`)。

 

外装のみの修復など、大手楽器メーカーは

受けないと断ったそうです。

中も外も、相当ひどい状態の様子。

結局引き受けてくれたのは岩手県滝沢市の

石川ピアノライン。

石川ピアノラインのHPに修復の様子が

記録されています。→こちら

 

 

私は調律師ではないので講師としてのカン

ですが、このエラールは相当痛んでいるよう

なので、一刻も早く内部も修理して

演奏できる状態にして欲しいです。

だって楽器なんですもの!

飾りじゃないんだもの!

鳴ってこその楽器なんだから。。

 

…おっと、ついついピアノ講師目線で

アツく語ってしまいました。

でもね、知ってしまった以上黙って

いられなくって。

エラールフルコン、蘇らせて欲しいです。

 

さて、もう少しお付き合いくださいませ。

迎賓館特別参観、今回は和風別館も

見ることができ、しかも本館には正面玄関

(の東側の門)から入場可とのこと。

…おお。

私は下々の者ですので、このような

チャンスは多分一生に一度でせう。

国賓気分を味わうことができました。

ちょっとだけね。

 

入場時間の1時間以上前に着いたワタシ。

朝8時半です。まるっきり遠足気分で

ワクワク(*´艸`*)。

ちょっと曇っていました。

 

守衛さんも寒そうです。

とても親切に、話しかけてくださいました。

 

10時半、西門より入場(^^♪

 

 

迎賓館本館正面玄関(内閣府HPより)

今回は3つある扉の左側から入れました。

 

和風別館・游心亭

 

迎賓館購入の盆栽

各国の国賓や公賓をお出迎えする

盆栽たちです。

 

トランプ大統領も餌やりした鯉。

 

水面の揺らぎを游心亭内部まで

反映させています。

 

もっこく

樹齢400年

 

エリザベス女王お手植え

(はて何の樹だったかな?

私は植物にはとんと疎いです)

 

入館許可のバッヂ

五七の桐の紋

 

前庭の噴水 もちろん国宝

これが明治期に造られたとは。

驚きの連続です。

動画もアップしますので、みなさまも

国賓気分を味わってみてください。

 

 

時間が経つと晴れてきました。

 

さてさて。これも国宝

 

ゴルバチョフ大統領お手植え

冬菩提樹

 

フォード大統領お手植え

ハナミズキ

 

紀州徳川家の裏門(現存する唯一の門)

迎賓館の建物は、紀州徳川家のお屋敷跡

に建てられました。

 

全てが素晴らしかった…!

 

迎賓館の外門(これも特注&輸入品)

 

創建当時はこのような洋館は日本の

どこにもなかったでしょう。

国の威信をかけて

(国力を総動員して…ですね)

国内外の優れた匠の技を結集し、

10年の月日をかけて建てられた迎賓館。

作られた時の総工費はとても一般人には

理解できないほどだったと思います。

その建築目的や歴史的背景などについて

何か論ずるには、私は知識も術も持ち合わせ

ておりませんのでできません。

 

そこは置いておいて、その内容の、

その材料の、その技の凄いこと…!!

私はどちらかというと建築物やその内部

の技の粋を、じっくり堪能したい人間。

日本人として、このような文化遺産は

見逃せないなと深く感じました。

 

今は手に入れることが困難あるいは

不可能なほどの、上質な材料や製品。

和洋折衷、究極のこだわりの結集。

日本の職人魂の極み。

知れば知るほどすごい建物でした。

 

 

 

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