昨日のレッスンより、小学2年生のSちゃん。
水泳の強化選手で運動神経バツグンです。
毎日スイミングへ、朝練と夜練に通っています。
縄跳びも得意で、市内で9番（それも2種目）！
負けず嫌いでそのくせそれを表にあまり出さない。
弱いところを見せたくない知られたくないちゃん。
ピアノも音楽も大好きで、たくさん練習したいけれど
今は限られた時間しかできないのが悔しいそう。
でも毎日欠かさずに練習に励んでいます。
スイミングって疲れるじゃないですか。
それも朝夕の二回も特訓に通っているんです。
朝練を終えて、学校へ行って、帰ってきて宿題して
ピアノを弾いてご飯を食べて、また夜練に行って～を毎日ですよ。
レッスン中も眠い～(ノД`)・゜・。と言ったりもしますが（笑）、
でもレッスンを休むことは年に一回くらいしかありません。
相当な頑張り屋さんなんです。
しかも彼女もストイックちゃんです。
ストイックちゃん第一号は小学1年生のかれんちゃん。
そして第二号がこちらの小学2年生のSちゃん。
二人とも学校が違いますし、顔を合わせることもほとんど
ありません。レッスン曜日も違いますしね。
振り替えレッスン時に時々会うくらいでしょうか。
性格も違うお二人ですが、自分に厳しい&追い込むタイプで
あるところが非常によく似ています。
そして自画自賛がちょっと苦手…かな。
ですからいつも私は、レッスン中に心から大絶賛するんです。
しかしSちゃんはそれをニヤニヤしながら、
「なんで～褒めるの～？！」
と逃げます(^_^;)。
「いいじゃない～！だってSちゃん、毎日本当に良く頑張って
いるんだもの、先生はほんっとうに感動しているんだよ。」
と言葉に態度に出して、それもオーバー過ぎるくらいに
感情を込めて伝えます。
合格のマルもおっきく書いて(^^♪
ハンコの数も奮発したりもします。
そんなこと言っても、私も自分を褒めるのが苦手。
苦手だけれども、それでもどこか自分を好きでいたいから
なるべく意識的に自分を褒めるときもあります。
なんだかお恥ずかしくって照れますが。。
だってだれも褒めてくれないですものね、家の中では。
先生も自分を褒めるよ～とSちゃんに言ってみました。
一所懸命に何かをやって失敗したとしても、先生は自分を
褒めるよ、って。ピアノとか、家事とか。
「え～そんなの変！どうして自分を褒めなきゃいけないの～？」
「だってさ、良くできたな～頑張ったな～って時は、褒めたい
じゃない。」
「…褒めたくない！」
（私、いいたとえが見つからず、楽譜に貼っている付箋を見ながら）
「例えば…このふせん。キティちゃんのだけど、かわいいし、
丈夫だし、先生我ながらいい買い物したよな、って思うんだ。」
（Sちゃん、ますますニヤニヤと反発しながら）
「え～～そんなの変～～！」
ママも呆れるほどの公認ストイックちゃんです。
頑張っているのに、全然頑張ってないしィ、
ここ（楽譜を指さして）多分弾けないし、と自分の苦手な部分を
先に言って自信なさげなんです。
でも実際弾いてもらうと、しっかり弾ける。
やはり毎日ピアノに触っている意味は大きいですね。
Sちゃん、先生にもママにも内緒でいいからさ、時々自分を
褒めようよ。
今できる最大の努力を、Sちゃんはいつも忘れてないからさ。
先生もママも周りのみんなが、Sちゃんの頑張りを認めてるよ。
だからこれからも先生は、愛情200%でSちゃんを褒めるからね。
…たとえSちゃんには嫌がられても、ね♡
先生はしつこい性格なんです。(*´艸`*)
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