今年は奇しくもショパンコンクールの年。
いつかかの地に赴き、世界の若きピアニストたちの演奏を
を生で聴けたらいいなぁと憧れています。

さて、本日は朝から夕方までレッスン三昧でございました。
生徒さんたちは最近メキメキと上達しています。
なんだかそう感じます。
一昔前よりも、自発的にかつ意欲的にピアノに向かう子が
増えています。…講師としては嬉しいかぎりですね。

お昼休みに楽譜を買いに参りました。
いつも行くカワイ川口がお休みなので、山野楽器へ。
生徒さんの楽譜やドリルとともに、先日発売されたこの本もゲット。

名器から生まれた名曲(2)
ショパンとプレイエル・ピアノ Gakken


ショパンは幼少のころから
「言葉より音のほうが、心をあらわせる。」
と言っていました。
そのショパンの心を如実に反映させた名器。
エラールとはまた違う味わいを持つプレイエルのピアノ。
作った会社が違うからとかの単純な理由で音色が二分される
わけではないですし、同じプレイエルでもみんな個性があるのだ
と思います。
それはモダン・ピアノでも同じことが言えますね。

でも、エラールもプレイエルも、モダン・ピアノとは全く違う表現力を
持っていたようです。
私は実際弾いたことはありませんが、小倉貴久子さんをはじめ、
一流の演奏家のCDやリサイタルを聴いてそう思うんです。

ショパンが愛した名器たちの奏でた音を、今のピアノで再現するのは
とても難しいでしょう。
ショパンがオリジナルの楽譜に残した指示や書き込みの通りに、
現代のピアノで演奏しても、美しいものにはならない…
本書にはそのように記されています。

なるほど。
知っていることではありましたが、あらためてなるほど、です。
楽器が違うのだから、そりゃそうですよね。
当たり前と言えば当たり前ですが、それじゃあ実際どうしたら
ショパンの心を現代のピアノで表現できるのか…。
そこはものすごく興味ありますし、知らなければいけないこと
だと感じます。

いろんな解釈や演奏があります。
どんな音を奏でたら、ショパンは喜んでくれるだろう。

モダン・ピアノと毎日向き合う私たちが、ショパンの心に近づく
ためのヒントが、この本の中にもいっぱい詰まっています。

教室の「あらき文庫」に早速仲間入りです。




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