生徒さんに使用する教材・教本は、その生徒さんに合わせて
決めています。
いわゆる「練習曲」は、大抵の生徒さんがキライですが(笑)、
やはり演奏の上達のためには、なんらかの教本で学んでいただき
たいと思っています。
バーナム、バイエル、チェルニー教本などなど…。
先生によって、使うものの傾向があると思います。
私は、教本に行く前に「ひくのだいすき」や「みっふぃーぴあのえほん」
などを導入期に使ってレッスンしたりもします。
さて、昨年の夏くらいからでしょうか。
自然発生的に、私オリジナルの「ゆびのたいそう」ができました。
これは、ドレミを音符ではなくそのまんまカタカナで書いています。
たとえばこんな感じです。
これは「ゆびのたいそう③」です。
私の手書きで1~5番まであります。
1番の、
右→ソファミレドレミファソー
左→ドレミファソファミレドー
は、左右を鏡に映したように同時に弾きます。
そしてその動きのまま、上行して1オクターブ上まで
行き、下行して元の位置まで戻ってきます。
黒鍵は使いません。
以下、2~5番までも同様に弾きます。
調性を意識して作っていないので、響き的には…なのですが、
子供たちにはすごく解りやすいようです。
楽譜を使わないので音を読む手間が省けるし、とっつきやすい
ので、ピアノに抵抗なく向かうキッカケになるようです。
もちろん、音高を学ぶ重要性もわかったうえで作っています。
音を読む、楽譜をきちんと読む必要性もきちんと伝えています。
この「ゆびのたいそう」をしてから、みんな教本と併用曲集を
弾くんです。
ピアノに向かうまでに時間がかかる子、保護者の方に言われて
仕方なく(!!)ピアノの前に座る子、いろいろいますね。
講師としては、自分からよろこんで練習に励んで欲しいですが、
なかなか理想通りいかないこともあります。
まずは、自発的にピアノに向かう習慣づけになればと考えた
のです。
今はほとんどの生徒さんが、このたいそうをやっています。
抵抗感が少ないので、その後に演奏する宿題の曲への移行も
スムーズです。気持ちが楽になるようですね。
この画像は「ゆびのたいそう③」ですが、ただいま⑰まで
できています。
みんな、なんだか楽しそうに鍵盤を探しながら弾いています。
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