この秋の合唱コンクールに向けて、8月から伴奏者として練習を

重ねてきた中3のKちゃん。

先週土曜日のレッスン中に、Kちゃんのお父様からメールが

入りました。

「先生、すごいことが起こりました。報告はKからさせますので、

 お待ちくださいませ。」

…おお、いつも冷静なお父様が興奮されているご様子。

ワクワクしてKちゃんからのメールを待つことしばし。

「こんにちは!今日、合唱コンクールで金賞取れました。

 11月11日に戸田市文化会館に行きます。

 あと、学年ごとの伴奏賞も取れました!ありがとうございます。」

Kちゃん、おめでとう♪難しい伴奏だったけど、よく頑張りました。

素晴らしい…!曲目は森山直太朗の”虹”。



Kちゃんは年中さんから私のところでピアノを習い始めました。

のんびり屋でマイペース。練習曲は苦手だけど、表現力が豊か。

技術的に難しくても、目的があるとえいやっと乗り越えちゃうタイプ

です。

今回は、初めから伴奏者になることが決まっていたそうで、

中3で受験生の身としては、あまり乗り気ではなかったのです。

いつもは伴奏やりたい!やります!のノリだったのですが…。

珍しく後ろ向きなKちゃん。それでも、学校の先生やお友達からの

励ましに、ついに伴奏することを決心して猛練習。

夏が終わるころには何とか形になっていました。

流れを止めないで、上手に盛り上げる演奏をする子です。

しかも本番に強いタイプ。…というより、本番でいい演奏をしたい

という意識が非常に高いのですね。

それは私が教えたというよりは、彼女がもともと持っているもの。

でも欠点もありますから、そこは技術的な指導とともにこちらが

上手にその欠点を克服するためのコツを伝えます。

技術がないとピアノは弾けません。

でもそれだけではなく、音楽的に濃い演奏ができたからこそ、

いただけた賞だと私は思います。

先生はKちゃんを誇りに思うよ。

受験を終えたらまたピアノを一緒に楽しもうね。




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