私の教室では、指番号トレーニング検定なるものがあります。
鍵盤から離れて、指番号を覚えるために以前作りました。
「検定」という響きに惹かれる子が多く、レッスンの度に級(や段)を
上げようとみな必死…じゃなかった夢中になります。
しかしこの検定は最初は易しいのですが(10級~8級くらい)、
それ以上の級は主に小学生以上でないと難しいんです。
年長さんで10段(最高位)まで行っちゃった子もいますが(^-^;。
たいてい、小さなお子さんは戸惑ってしまうので、これを何とか
したいとずっと思っていました。
指トレ検定に限らず、指番号に着目させるアプローチは他にも
試みてはいますが。
ピアノの鍵盤に向かう時、まずは音を正しくよみ、リズムを取り、
指番号も守り…と全て同時に行うのは、とても高度な技が必要です。
やっぱりコレを作らなきゃ!と構想を練ること…数日。
そしてできました。バスティン・ピアノメソッドのグッズとしても
おなじみの「指番号札」。
アラキバージョンとして「指番号積み木」と名づけました。
指の絵入りのもの、またほかの先生方の手作りのものを参考に
しました。お父さん指、お母さん指、と家族の絵を組み込もうとも
考えましたが、私は番号そのものに注目して欲しかったので、
ズバリ番号のみ。シンプルでわかりやすく、安全なものを。
直方体の軽い木材にタックシールを貼りました。
数字は手書きせず、ひみつ兵器を使いました(←ウソです)。
我ながら手作りの味が出せたかなと思います。
ちなみに下準備の一つとして、面取りを丁寧にしてあります。
手で直接触れるものだから角はやすりで取りました。
きれいに作ろうと頑張りましたが手作りの味が少しすると思います。
でも木の香り、感触、温かみ…手に取る方々にそんな心地よさも
感じながら補助教材として使ってもらえたら嬉しいです。
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