昨日のレッスンにて。小学校1年生のSちゃんのお兄ちゃんが、
私とSちゃんのレッスンを見たいです♪と、目をキラキラさせて
見学してくれました。
Sちゃんはとっても恥ずかしがりやさんなので、いつもは
お母様の付き添いもあまりありません。
なんでも…お母様がいらっしゃると、ピアノを弾きづらいらしい
んです。本来なら低学年のうちはなるべく保護者様に付き添って
いただくのですが、Sちゃんの性格を見ていると私と一対一の方が
力を発揮できるようです。だから、そのスタイルを保っています。
個性って面白いですね。Sちゃんは、小さいころからそういう環境
の方がどうやら良いらしいです。
教室の決まりがこうだから、とか講師の方針がこうだから、と
ある程度必要だと私が感じる方向性を指し示すのですけれども、
性格は一通りではないから、その生徒さんに合うやり方をレッスン
しながら探っていくことが一番大事かなと思います。
一概に”こうでなければいけませんよ”とは言えないんです。
甘やかすのとも違う。
要はその生徒さんが音楽に集中できる環境を整えてあげること。
そして子供の場合は身体の成長とともに心も伸びますから、
その変化にも応じてその都度ぴったりなアプローチを探ります。
いつまででも同じ方法を取るわけでもなく。。
生徒さんが伸びる方向へ導く…。
それが私の役目だと思います。
さて、Sちゃんのお兄ちゃんですが。
もうね、興味津々で私とSちゃんのやり取りを見ていました。
そしてSちゃんに私が問題を出したり(音当てクイズなど)、
課題以外の番外編としてプチ情報を教えるときも(これは
お辞儀の和音です。Ⅰ→Ⅴ7→Ⅰ)、嬉しそうに楽しそうに
食いついて来てくれました。
ちなみに小学校5年生のピュアなハートの男子君です。
妹のSちゃんとは正反対の性格なようで、誰がいてもOK、OK。
根っからの参加型、受け答えもはっきりと嬉しい時は素直に笑顔
が出ます。
お母様も横にいらっしゃって、普段は見られない(^-^;)Sちゃんの
レッスンの様子が見られてこれまた嬉しそう。
いつもは「おんぷちゃん」と「リズムくん」をしてからピアノを弾きます。
昨日はちょっと趣を変えて、初めておてだまを使ってみました。
私が振り付けしたばかりの”おてだま体操”を♡。
実は先週からおてだま体操をレッスンに取り入れていますが、
これがまたみんなの興味をそそるそそる…!
そしておてだまを上手に操ろうと夢中になっています。
落とすのが悔しくて、私の動きに合わせられなくて
「あ”~~!」とか言いながらそれもまた楽しんでいるようです。
手、指、手首、腕、いろんな部位を柔軟にし、鍛えられる、この
おてだま。集中力を養うのにも良いようです。
Sくんのお兄ちゃん、レッスンが終わって曰く、
「楽しかった~!」
と。
本当はすごく習いたいんだけれど、今はいろいろ忙しくて
昨日も見学に来るので精一杯だとか。
残念です~。でもできる状態になったらいつでもおいでね。
次の生徒さんが体調を崩してお休みでしたので、お兄ちゃんにも
少しピアノやレッスン内容を体験してもらいました。
ついつい…教えたがりの虫が騒ぎます。
興味があるって素晴らしい!
しばらくは妹のSちゃんの教材をお家でやってみますとのこと。
(というかすでにやっていて、さらにお便りも欠かさず読んで
くれているらしいです。意外なところに読者がいました。)
キラキラした目に弱い私です。
その気持ちを感じるとこちらまでさらにパワーアップしちゃいます。
ぽちっ! ブログランキングに参加しています♪ 応援してね
↓ 個性豊かな先生方に出逢えます
にほんブログ村
お問い合わせは、HPからどうぞ