小学校低学年から私のところにピアノを習いに来てくれていた、
Sくん。すっかり大きくなってただいま高校1年生。
音大付属高校に入学し、グランドピアノも買ってもらって
今まさに練習するのが楽しくて仕方ない様子です。
先日の弾き合い会でも、上達した腕前を見せて(聴かせて)くれました。
彼の練習時間や方法を聞いてみると、
「そうっすね、昨日は8時間くらい弾いてました。
もう、グランドは弾いていて気持ち良いです。」
そして、どうしたら上手になれるかと聞いてみたらば、
「弾けないところがあったら、弾けるようになるまで
トコトンやるのみ!です。何回とかじゃなくって。」
…だそうです。素晴らしいですね。
学校で出ている課題のほかに、今回の発表会で弾いてくれる曲が
2曲。クラシック1曲に自分の好きな曲をアレンジしたものを1曲。
昔よりも、その作品の世界に入り込んで演奏しているのがわかります。
テクニックも表現力も上がったけど、何よりその没頭状態がイイ。
お客さんがいてもいなくても、曲の世界にのめり込む。
普段どれだけ集中して練習しているかですよね。
聴き手に届けたい音を出そうと試行錯誤を繰り返し、
音楽の森に入り込んで没頭する時間がいかに長いか。
彼の自信は、彼の努力によって培われたものです。
これからもピアノに熱中できる時間は続いていきます。
うらやましい限り…!
その貴重な時間と恵まれた環境をフルに活かして、
ますますピアノの奥深い世界を知っていって欲しいです。
頼もしい青年に成長したSくんに。
先生は何時でもエールを送ります。
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