言葉だけでは伝わらないことがあります。

実際に演奏のコツをつかむのには、顔と顔を合わせての

レッスンでの、講師との実践が必要です。


曲のイメージはわかってきたつもりでも、

そうそう簡単にそのイメージを音で表現することはできません。

 軽快で明るい音。

 さみしくてしょんぼりした音。

 オペラ歌手が大ホールで朗々と歌っているような、

 スケールの大きさを感じさせる音。

 可憐なお花のようにさりげなくってかわいい音。


・・・表現豊かな音は身体全体で歌っているから、

音の強弱に関係なく(あまりにも弱いと関係ありますが)、

遠くまで飛びますね。

身体が小さいから、手が小さいからといって

バシバシと強く鍵盤をたたけばしっかりした音になるかと思いきや、

一概にそうとは言えません。

もちろん、指の力(それも支えをしっかり作りながら)を

つけていくことは日々の練習の中に欠かせませんが。


取り組む課題の中には、強弱記号が書いてあって

それに従えば確かに強弱はつきますね。

でも、その根底に本当の表現力が備わっていたら、

音はさらに豊かに伸びていくでしょう。

もっと心地よい音に向かって、ね。

自分も聴き手も心地よい音が出せたら、

そこに演奏する時につい入れてしまう無駄な力や、

動きの不自然さは無くなってくると思います。

・・・とはいえ、すぐにできるものでもないですから、

おうちでいくら頑張ってみても要領がつかめないときは、

先生とレッスンで解決してくしかないわけです。


 素敵な音、出したいよね。

 良い声、出したいよね。



曲の表現をつける段階に来ていて、うまくいかなくて

唸っている(?!)生徒さんがここのところ結構います。

発表会の曲も、普段の課題も、曲のイメージにふさわしい音を

出せずに悩んでいること・・多し。

昨日も、レッスンで繰り返し私の演奏を間近で聴いてもらい、

曲のイメージを話し合いながら一緒に研究して、やっと思うような

表現が少しできるようになってきました。

自分でイメージした音を出せるようになる。

・・・嬉しいことですね。





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