子供から大人への階段を上っている子供たち…!
私の娘もそうなのですが、反抗期。背伸び期。ナマイキ期?!
とりあえず、逆らってみる。
とりあえず、返事をしないでみる。
とにかく、素直になれない。なりたくない。
そのくせ、オトナの顔色を見ながら上目遣いでしゃべってみたり。
幼いころから、レッスンを通じてその性格を知り尽くしている私。
(一応…ね。知っている~くらいがいいでしょうか。)
そして、大きな喜びも小さな悲しみも共に共有してきた、
間柄です。私は、その成長の過程をずっと見てきました。
昨年横浜のセミナーで、保科陽子先生と山本美芽先生が
思春期特有の反応に対してのアプローチを、
実例を交えながら語ってくださいました。
そのことが思い出される今日この頃。
やはり、この思春期を迎えた子たちに対しては
これまでと同様の語りかけや、働きかけだけでは難しいこともあります。
その子の心に届くレッスンになれば、と毎回アタマはフル回転。
親御さんには言わないけど、先生には…って
ポツリと本音をこぼしてくれたらもうラッキー![]()
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音楽を仲介役に、楽しい気持ちを引き出せたら。
”楽しい”まで行かなくても、日ごろのモヤモヤや悩みが
ちょっとでも薄らいでくれたなら。
勉強で忙しくて、部活で忙しくて、練習できずにモンモンと。
そんな時は、初見大会だ!
そんな時は、連弾コンサートだ!
そんな時は、いきなりだがお腹から声出して歌ってみよう!
(…無理強いはしないけどね。)
そんな時は、キミの好きなアーテイストの話を聞かせて!
でも、そんな元気も出ない時は…愚痴をこぼして帰ったらいい。
大人になるまでって、身体もそうだけど心も急成長中だから、ね。
苦しくて、どうにかしたくてでもどうにもならなくて、って時に…
そばで寄り添う存在になればいいな。
その存在が『音楽』なら、先生は一番嬉しいです。![]()
苦しむためのレッスンではなく、結果『楽しい』につながるレッスンを。
続けて通うことで、安らぐ時間が増えたなら。
『音楽は、楽しむもの。楽しいもの。』
先生は相も変わらず、ずっとそう思っている。
本当は、キミもわかっているはず。
ただ、今は素直になれなくて懸命にもがいて道を探している。
…いいんじゃない?
まわり道も寄り道も、いっぱいしても、さ。
悩んで迷って間違えても、別に恥ずかしいことはないし。
それは自分を成長させてくれるための、大事な栄養だよ。
先生は傍にいて、音とともにキミを励ますことしかできないけれど、
いつだって見守っているからね。
むかし、先生がキミたちくらいのころ、
自分の名前がどうしようもなくキライだった。
紆余曲折あって…今は自分の名前を気に入っている。
みんな、先生の名前の漢字を知っていますか?
「安子」と書きます。
『安らぐ』という字が入っているでしょう?
これは、私の父が付けてくれたものです。
本当は違う意味でこの『安』の字を選んだそうなのですが、
私は『安らぐ』という意味も持つ、この名前が好きです。
みんなが『安らげる』時間を過ごしてくれたら、
先生は本当に嬉しいです。
指に足りない 一寸法師
小さい体に 大きな望み
お椀の船に 箸の櫂
京へ はるばる 上りゆく![]()
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