ショパンのエチュードに「エオリアンハープ」
(「牧童」とも呼ばれます)という曲がありますね。
数分の短い曲ですが、ショパンらしさに溢れており、
大変流麗で美しい曲です。
このタイトルのもとになった楽器があるのをご存じでしょうか?
ここでまたまた、昨年楽器博物館でゲットして参りました、
お宝フォトから1枚を。
昔、この「浜松市楽器博物館」で実際見て、
音も聴いたことがあった、「エオリアンハープ」と、
この時ふたたびご対面しました。
感激~(。>0<。)!
しかし残念ながら、この時は音が聴けなくなっていました。
(行く時期によって、聴ける楽器が変わるのかも知れません)
みなさん、「エオリアンハープ」の音を聴いたことがありますか?
これは、「人が鳴らす楽器」ではなく、「風が鳴らす楽器」です。
細い胴に6本以上のガット弦が張ってあります。
家の窓辺などに置いて、吹いてくる風を弦が受けて、
「ふわわわわ~ん」
(・・・表現が下手でごめんなさい・・・)
と、不思議な音を出します。
単純な仕組みですが、風の強弱によっても音色が変わるし、
倍音も加わって、とっても素敵な音がするのですよ。
この魅力的な音色に人々は魅かれ、
1800年ごろにはとても流行ったそうです。
ショパンが、この音色からインスピレーションを受けて、
あの美しいエチュードを作曲したのも、納得できます。
昔の人の感性や知恵って、すばらしいですね!
(↑これは、私が使っているショパンのエチュードの楽譜です。
「エオリアンハープ」のページ…だいぶよれよれです)
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