レッスンでは生徒さんたちに、音楽についてアツく語り、演奏を聴き、
自分も弾き…と、音楽講師としてありったけの愛情を
向けさせていただいています。
そして…もちろん、自分の娘にも同じ気持ちで向き合う私です。
ただ生徒さんと関わる時と違う点は、”母親”であるということ。。。
それは、否が応でも、理屈抜きで、”厳しく接してしまうこと”。
普段レッスンでは、言わないNGワードが(!)連発デス…。(-"-;A
娘は娘。一人の独立した個性を持つ人間だとわかっていながら、
どこかで”自分の一部”だと、思ってるんですね~~!(´Д`;)
「なんで、こんな簡単な事ができないの~~?」
と感情的になったり。。後から、そんな自分を反省するわけですが。
それでも、音楽を愛して欲しいと願う気持ちは、一貫して変わらず…。
あの手この手で、娘を練習に誘います。
(ちなみに、娘は音楽は大好きですが地道な練習がキライです。
練習はキライだけど、発表会は大好きです。)
「ねぇ、ハム太郎ぬりえもいいけどさぁ、
そろそろお母さんとピアノしない?」
「……ハムたろう、ぬるの!」
「じゃあさ、ピアノ終わったら一緒にキャラメル食べようよ」
「キャラメル、たべたいの!」
「わかった!それじゃあ、うたからうたおうか?」
「おかあさん、”わくわくきょうしつ”うたってください。」
…というわけで、娘の重い腰が上がるまで約2時間。
キャラメルに到達するまで、無言でさりげなく(?)教材を目の前に
置いておいたりしますが、なかなか…です。
さらに、ただいま自分の気持ちを2語文・3語文ですが
言葉で伝えることができるようになってきているので、
イヤな時は黙秘権を使ったり、または「やらないの」と
はっきりお断りしたりします。
母の提案にはそう簡単には引っかかってくれません。
でも、まぁ。彼女は高度な事はできませんが、
お歌やピアノが嫌いではないようですので、それでいっか!
と思うことにしています。
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