「ピアノを習いたい」、「歌が上手に歌いたい」
…私のところにレッスンに通ってきてくださる生徒さんたちは、
それぞれに夢と目標を持っています。
本格的に音楽の道に進もうと頑張る子、
幼稚園教諭や保育士を目指す子、
福祉関係に就職したい子、
趣味で楽しく演奏をしたい子、いろいろです^^
もちろんどの子にも共通して伝えていることは、
遊び弾きも楽しいけど、「練習」を頑張ろうね!ということです。
小さいいうちに、アタマも心もぐんぐん成長する時期に、
”できない”ことを練習することで”できた。やった!”に変えていく。
そんな「成功体験」を積み重ねていって欲しいのです。
それは、その時にしか吸収できないことだから…!
しかし頑張りたくても、さまざまな理由で頑張れない時期もありますよね。
そんな時は無理せずに、
「あせらないで、細く、長く、続けていったら良いと思います。」
と、アドバイスさせていただいています。
受験のために、1年間レッスンをお休みする子もいます。
(なぜか、お休みせずに続ける子も多いですが…)
でもできることなら、月に2回とかたとえ1回でもレッスンに通うことで、
「音楽って楽しい」と純粋に思える時間を過ごして欲しいです。
そして、また余裕を持って音楽と向き合えるようになったら、
回数を増やしていけばよいと思います。
低迷期に入っているお子さんも、
周りのかたに長い目で見守っていただくことで、
いずれ時間と気持ちに余裕が出てくれば、自分から
「やっぱり弾きたい!」という気持ちが自然に湧いてくると思います。
それまで、あえて本人には何も言わないというのも、一つの方法です。
なんらかの理由があり、若い時に途中でやめてしまって
…という大人の生徒さんも多いです。
ブランクを経て、私のところにレッスンに来られた方たちが、
口をそろえておっしゃっていること…。
「あの時どうしてすぐにやめちゃったんだろうって、すごく後悔してます。」
…みなさん、同じことをおっしゃいます。
繰り返しになりますが、習っているご本人も家族の方も、
いろいろな悩みやジレンマを抱える時期があります。
でもピアノや歌は大好きだし、練習しなくては上手にならないことも、
本人は自分の心の深いところでわかっていると思います。
無理強いをするつもりは、まったくありませんが、
私の経験上から言えることは、細くても長く続けることが、
結果的にはご本人のためになる、ということです。
埼玉からも(私の住んでいる戸田市からですが)、
富士山がきれいに見える時があります。
これは、数日前の寒い朝に撮りました。
すがすがしい気分になりますね。
一歩一歩。…目指す山の頂上はとても高いところにあっても…。
生徒のみなさん、今日も一緒に頑張りましょうね
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