音楽講師としてレッスンを進めていく上で大切なのは、
その生徒さんの”個性”を尊重することだと思います。
自らが身につけて学んできたことを、押し付けたり、
ただ同じように真似させて教えるのでは、
生徒さんは付いてきてくれません。
お互いに、生身の人間ですから^^・・・
機械ではなく、温かい血が流れている人と人なのですから・・・
もちろん先生として生徒さんに対して、
毅然とした態度で接しなくてはいけない場面も、多々あります。
それは、年齢に関係なく、です。
また、その先生という立場以前に、人として、
真剣に向き合わなければいけない時もあります。
レッスンというものは、先生から生徒さんへ、
”演奏の技術を伝え、作曲家の思いを表現できるように導く”
ことが大前提ですが、それと並行して、
”人と人とのコミュニケーション”
の機会でもあると、強く感じます。
ですから、そこに一人一人の持つ”個性”を見つめていかなければ、
お互いに信頼感を持ってレッスンを重ねていくことはできないと、
私は考えます。
しかし、その”個性”は十人十色、百人百様ですから、
一筋縄ではいきません。
それも承知の上で、しかも逆にそれを
楽しみにさえしている自分がいます。
何がその子から飛び出すかは、いつも未知数なのです。
それを、こちらがどう受け止め、認め、反応していくか・・・。
その子の力をもっと伸ばせるように、
もっといきいきした表情を引き出せるように、
私は毎回のレッスンの中でいろんなことを考えながら、
でも逆に考えすぎないように、さりげなく対応しているつもりです。
また、その時々によって、直感で動く時もあります。
そうして、その子に合った指導を模索していくことが、
先生としての一番大事な役割だと信じて、私はレッスンを続けています。
いかにして、その”個性”を最大限に活かせるか・・・
そして、まだ開拓されていない可能性をどう見つけていくか・・・
これが、私が自分にずっと課し続けている、大きな課題です。
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