ピアノを弾く、練習する、演奏する、ということは
簡単な事ではありません。
まず、優れた演奏を聴き感動すること。とても大事ですね♪
「あんな素敵な演奏を、私もしてみたいなぁ♪」
と憧れを抱いたところから、
自分のピアノと、本当の意味で向き合うのではないでしょうか?
そして、さらに今度は自分で演奏できるようになるまで、譜を読んだり、
指番号を覚えてその指を、楽譜通りに自在に動かせるように訓練します。
感情を込めて、歌うように美しく演奏できるようになるまでには、
結構地味で、機械的な練習も必要になります。
自分で積み重ねた、すべての努力を総結集させて、
最後に楽しく弾いて一曲仕上げられば、いいですよね
レッスンの中で、楽譜を読むこと(特にヘ音記号)や指使いを守ることが
不得意な生徒さんには、「楽譜ナシで、指だけ動かす練習」
(今はそういう楽譜・教材も多く出ていますね)、
「ピアノを弾かず、階名読みだけ最低3回通り歌う練習」
などをします。
(でも、基本はピアノを弾く前に必ず階名読みするように、
生徒さんたちみんなに、初歩の段階から指導しています。)
”歌うこと”は基本ですね、いろんな意味で。
さて、先日のレッスンにて。
ある生徒さん(女の子)とバイエルを練習していました。
教本と併用曲集、合わせて3冊(+今は学校の伴奏曲)をレッスンしています。
この生徒さんは、将来の夢が幼稚園の先生ですので、
バイエルも取り入れています。
私は生徒さんによって教材は変えているので、
全員同じものをレッスンで使っていることはありませんけれど、
やっぱり、幼稚園・保育園の先生になることが目標となると、
一応、「バイエル」終了は目安となりますので…。
と、前置きが長くなりましたが、
彼女は読譜と指使いを守るのが苦手。。
昨日も、一緒に音を読んだり指を動かしたりしました。
よく、レッスンではピアノのふたで、指を動かしたりしますが、
昨日は、あえてピアノから離れてテーブルの上で指の練習。
すると、格段に指と楽譜に集中できた○○ちゃん。
「先生!すごくわかりやすいし、
音を間違えて”あっ”と思って止まってしまうこともないから、
これ、いいです~~~(*^▽^*)」
と好反応
そうか~!と私も嬉しくなりました。
成功体験は、こういうことでも積めるのですね。
失敗しちゃった、ショボン…ということも大事な経験ではありますが、
いつも「うまくいかない」と、ジレンマを抱えている子にとっては、
こういう”小さな成功体験”の積み重ねは、何より必要なことかも…!
スモールステップで、モチベーションをあげて、
更なる上を目指して頑張ること。。。
その子のレッスンで、昨日閃いたのはこの練習方法の名前。
名付けて、「エア・ピアノ」!!
「エア・ギター」があるんだから、「エア・ピアノ」もあってもいいよね
(そのうち、エア・ピアノコンクールなんて、できたりして…)
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