ピアノの上にずらりと並んだ、ボールたち。
私がレッスンの時に使う、教材グッズの一つです。
やわらかいものから硬いものまで、そして大きさも違うものが何種類もあります。
長い年月の間に、だんだん増えてきました。
この中身のボールたちは、スポーツ用品店などで売っている、
”トレーニング・ボール”です。
(中にはおもちゃ屋さんでゲットしたものもありますが(^^ゞ)
奥からかぞえて3つのボールが、スポーツ用品店で買ったもの。
私が買いそろえたお店は、
同じ大きさ(ちょうど導入期のお子さんから使える大きさ)で、
4種類の硬さのものが揃っています。
すべて、握ると「グニャ」と凹んで、思わずにやりと顔がゆるむような、
癒し系のボールです。
ピアノを習い始めの、まだやわらかい手や指、そして腕に、
程よい筋力を無理なくつけるために使用しています。
さらに、この”トレーニング・ボール”は、腕、手首、手、指の形を
よい状態に作っていくのにも、非常に役に立ってくれます。
導入期のお子さんは特に、指先も丸くする感覚を掴むのが難しいので、
このボールを実際握ってみることで、客観的に自分のフォームを見て
気がつくことができます。
このボールの他に、大きい生徒さん用にもっと硬くて大きめのものや、
小さめでも素材が違うもの(スポンジ)も持っています。
(いまや、8個くらいになりました・・・。
「先生、また増えたの?」と時々言われます。)
これを、回数を決めて先生と、お母さんと、兄弟と、お友達と・・・
一緒ににぎにぎするのは、結構楽しいですよ。
もっと楽しめる、しかもテンポ感もつかめてしまうやり方があります。
メトロノームをいろんな速さでかけながら、それに合わせてにぎにぎすることです。
メトロノームの、規則正しい「カチッ、カチッ。」に遅れても、
速くなってしまってもダメ~という、ルールで(’-^)-☆。
先生方は、すぐおわかりになると思いますが、ゆっくりのテンポほど、
握るタイミングを合わせるのに集中力が要ります。
実際の演奏もそうですね。ゆっくり弾くのは、難しいのです。
速いテンポが、子供たちは特に好きですが、お遊びはほどほどにして、
緊張感も忘れないように働きかけながら、
いい形でにぎにぎしましょうと、私はいつも言っています。
私の教室では、「にぎにぎボール」という愛称で長年親しまれています。
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