「先生、ピアノの鍵盤の白と黒が逆になった楽器もありますよね?」
・・・時々生徒さんから聞かれます。
「そうですね。昔はどちらもあったようですよ。
長い年月をかけて、より見やすいということから、
現在の配色に落ち着いたようですよ。」
現在のピアノの鍵盤の色は、下が白(ドレミファソラシド)、
上が黒(ド♯、レ♯、ファ♯、ソ♯、ラ♯)です。
白い鍵盤は黒い鍵より太くて長く、黒い鍵盤は短くて細めです。
チェンバロなどの古い有鍵楽器には、
黒い鍵と白い鍵の色が逆のものもありました。
でもやっぱり、白の上に黒が乗っている方が確かに見やすいですよね^^。
見慣れていますし。
この写真の楽器は、スピネットです。
スピネットは、15世紀末に生まれ18世紀末まで愛好された
鍵盤付き撥弦(はつげん)楽器で、チェンバロの一種です。
現在でも、パイプオルガンなどでこのような黒白反対のものを見かけますが、
オルガ二ストの方は、弾いていてよく目が回らないなあ~と、
私はつくづく感心してしまうのです。
このスピネットは、試弾できました。いい音色でした♪
スピネットを持っていらっしゃる先生友達もいますので、
(私も欲しいな~)と思いましたが、
いかんせん、置くスペースと資金がナイ…(´∀`)
そして、何より我が家には強力な”デストロイヤー”が一人おりますので、
このような繊細な楽器は…ムリですね~f^_^;
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