【フィリピン経済ニュース】洋酒のエンペラドール、上半期38%増収に

皆様、こんにちは！

Maiです

今日は真面目にフィリピンニュース！

有力持株会社アライアンス・グローバル・グループ（AGI）傘下の洋酒メーカーであるエンペラドール（EMP）が事業基盤を急ピッチで拡充している。
　
　
アライアンス・グローバル・グローバル（AIG）とは、弊社がセブのマクタンニュータウンのタウンシップでパートナーシップを組む、メガワールドの親会社です

　
　
　さて、EMPは2014年10月30日に、子会社のエンペラドールUKを通じて、有名スコッチ・ウイスキーであるホワイト・アンド・マッカイ・グループの株式100%買収を完了した。EMPは、ホワイト・アンド・マッカイ・グループの親会社であるユナイティッド・スピリッツから、ホワイト・アンド・マッカイ・グループ株式100%を4億3,000万ユーロで取得した。

　また、EMPはスペインでのブランデー一貫製造体制（ブドウ園経営から醸造まで）を構築するとともに、英国ディアジオ社（本社：英国ロンドン）と提携、ディアジオ社製品をフィリピンで拡販しつつある。ディアジオ社は、「ジョニー・ウォーカー」のほか、「ギネス」、「スミノフアイス」、「キルケニー」、「ギルビージン/ウォッカ」、「マイヤーズラム」、「ゴディバリキュール」など有力ブランドを有している。

　さらに、サントリー・ホールディングス（サントリー）のフランスのコニャック醸造子会社である「ルイ・ロワイエ」を買収にも動いてきたとも報じられている。
　
　このような積極策や低価格を武器に、EMPの洋酒販売数量はフィリピン最大で市場シェア50%に達すると見られている。ブランデーの販売数量では世界段トツとなっている。EMPの2013年のブランデー販売数量は3,300万ケースで、世界第2位のメーカーの3.5倍の規模に達している。また、第2位～第10位の合計販売数量を上回っている。そして、世界上位100社でのシェアは21%（数量ベース）に達している。

　したがって、EMPの売上高は好調に推移している。EMPは7月15日に、「2015年上半期（1月～6月）の売上高は前年同期比38%増の180億ペソに達した模様である」と発表した。一方、純利益は33億ペソ程度であったともコメントした。前年同期比伸び率はコメントしなかったが、前年同期の純利益は30億6,000万ペソであり、手許計算では約8%の増益となる。

　買収などに伴う先行投資負担などで増益率は増収率を大幅に下回ったようだ。EMPは、「今下半期の業績の伸びは、上半期より高くなるであろう」との見通しを述べた。

　RMPは、今後は質やブランド力も向上させ、名実ともに世界的な洋酒企業を目指す。そして、2017年の純利益を2013年比倍増の116億ペソとすることを目標にしている（15年7月15日のフィリピン証券取引所回覧03899-2015号などより）。
　
　
とのこと・・・。
フィリピン株を始めてから、こういうニュースが今まで以上に目をひいちゃいます

一押しが多すぎて・・。
でもまだ自分でどれを買おうか決めれないMaiです。
　
　
最近、マニラでも定番リキュール（ウォッカ、ジン、ラム）以外のオシャレなリキュールを置いているバーが増えてきているように感じている今日この頃。
　
私の十八番はアマレット。
フィリピンで”あるよっ”って言われた時の感動は忘れ難し・・