Maiです

フィリピンでは、突然、神の恵みの様に祝日が降ってきます。笑
今月もそうでした。
7月17日(金) ラマダン明け休暇東南アジアで唯一のキリスト教国歌であるフィリピンですが、
フィリピン南部で勢力を奮っているイスラムの人たちも多くいるのです。(人口の約5%)
今日では、キリスト教国歌として有名なフィリピンですが、16世紀にマゼラン率いるスペインの船団にキリスト教を持ち込まれるまでは、14世紀にムスリムの商人にとの交易を通じて伝えられたイスラム教を信じている人達が、南部を中心に5%程いたと言われています。(この時のマジョリティは、各島の自然の精霊などを信じる土着の宗教)
マゼランによって、スペイン王への服属、朝貢、キリスト教への改宗を強要され、皆が服従させられていったにもかかわらず、イスラム族の「ラプ=ラプ」だけは断固拒絶!!
それからというもの、キリスト教徒のフィリピン人とイスラム教徒のフィリピン人は仲が悪いのです。
一つの国家の中で主張し合うキリスト教とイスラム教。
イスラム系武装勢力とフィリピン政府との紛争は度々問題になっていて、和平交渉が3歩進んだかと思えば、2歩下がる・・・。
そんなフィリピンでは、少数派のイスラム教徒にも敬意を示し、互いの文化を尊重し合えるようにと、祝日が設けられているんだとか。
※フィリピン最古のイスラム教モスク
「シェイク・カリマル・マクドゥムモスク」@ミダナオ地方シムヌル島
Mai

