翻訳を毎日毎日やっていても、
新しい分野に出くわすと、
途端に訳出するペースがダウンします。
また翻訳をしばらくやらなかったときも
やはりペースがダウンします。
「慣れ」なのですね。
昨日、翻訳したのは、久しぶりの分野。
まずはわからない単語を飛ばして訳しますが、
それでも全体的なイメージがつかめず、論調が読めてこないのです。
こんな時は、その分野の概要が分かるようなレポートを
1、2本読んで、全体像をつかんでから翻訳に取り掛ります。
いや、翻訳に取り掛かり、どこが分からないか、
わかってからレポートを読んだ方が良い。
いつもの倍、時間がかかりますが、
一つの分野を攻略した時の気持ちは、
悪いものではない。
特に中国語に関して言えますが、
翻訳業とは常に新しい分野にチャレンジする仕事ですね。