中国語講師をやり始めて、５、６年になります。
一番忙しいときは、1週間に12コマ、正味18時間分を担当。
それはつまり週に４日間は教えっぱなし。
一番多い曜日は朝の9時から、夕方6時まで
ずっと授業をしているような状態でした。
（何より立ちっ放しがつらい
）
最近、他の先生の授業をお聞きする機会があり、
私なりにとても勉強になりました。
褒め方、発音の直し方、文法の説明の仕方、などなど。
講師はなかなか他の講師の授業を見ることがないので、
貴重な体験となりました。
しかし、私はそれぞれの講師の教え方があっていいと思います。
ハンコを押したように、同じパターンではつまらないし、
それ以上の教授法が出てこない可能性もあるからです。
講師の仕事は私の大好きな仕事の一つですが、
やりがいはどこにあるかというと、
中国語ゼロだった受講生が、徐々にできるようになり、
やがて、読めるようになり、聞けるようになり、話せるようになる。
上達を日々感じられる立場として、本当に、やりがいがあります。
そしてより早く、効率よく成果を上げるための方法を探り、
ますます講師力に磨きを掛けたくなる
だんな様にもよく言われます。
「先生口調、得意だよね」って。
